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2022/02/22.Tue

はじめに

 このブログをご訪問くださいまして、ありがとうございます。

 このブログは、サブタイトル通り、若年性アルツハイマー型認知症の父親を持つ男性をモデル・情報源にしたノンフィクション小説、記録小説です。

 諸事情により、本編の記事はUPした日の数か月前のことが書かれており、また、なかなか進まず、途中で終わってしまったり、このブログを読んでくださる方にお断りせず修正・削除したりといったこともありえますが、あらかじめご了承ください。

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 そのようなわけで、本ブログの記事は以下から始まります。
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 なお、過去(から)記事をご覧になられる場合は、目次をご利用下さい。

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はじめに
2018/10/20.Sat

平成28年-秋-(7) 2016年の敬老祝賀会

 今年も敬老の日は、父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)で特養入居者の、家族会の集会と敬老祝賀会があった。


 まず俺と母親は、特養を含む介護施設の中にある一番大きな会議室に行き、10:00頃からの家族会の集会に参加した。

 会議室内には、30~40人くらいの特養入居者家族がいた。

 まず、施設の代表者さんと特養の生活相談員さんから、特養の現状について話があった。

 特養は3ブロックに分かれており、入居者の人数は各ブロックとも約30人で、平均の要介護度は4近く、平均年齢は90歳近くで、最高年齢が100歳を超えている、といったことは昨年までと同じだが…

 この一年以内に父親より若い人が入居したようで、最も若い入居者の年齢が、ついに父親の年齢より下になった。

 ただ、その人は父親とは違うブロックにいるらしく、父親が入居しているブロックでは、相変わらず父親が一番若い…

 テレビのニュース・報道・情報番組が、この年の介護保険制度の改正では自己(の支払い)負担が増える人もいるが減る人もいる、と言っていたことを俺も覚えていたが、この特養全体で、約4分の1の入居者の負担が増えて、減った人は一人もいなかったそうだ。


 集会が終わり、祝賀会まで少し時間があったので、俺と母親は、父親の部屋に行った。

 父親は部屋のベッドで少し横向きの仰向けになっており、イビキをかいて眠っていたが、ほどなく目を開けて、関節の拘縮のせいで相変わらずぎこちないものの、自分で少し身体を動かした。


 11:00頃に介護スタッフさん1人と生活相談員さんが来室して、その二人がかりで父親をベッドから車椅子に移すと、他の入居者の部屋に行った。

 俺が父親の車椅子を押して、母親がその横について、施設のホールに移動した。

 地元の伝統芸能保存会による、にぎやかな踊りの披露などもあったが、父親はおちついていた(眠かっただけかも)。


 祝賀会が終わって、12:00頃に3人で特養の(父親が入居しているブロックの)共同スペースに戻った。

 俺と母親は、父親が昼食をとる位置に車椅子を移動させると、スタッフさんから参加者家族に配られる(持ち帰り可能な)仕出し弁当を受け取り、そのスタッフさんに父親のことを頼んでから、帰った。

 昨年までは、俺と母親が交替で、父親に父親の分の昼食を介助して食べさせながら、その弁当を食べていた(平成27年-秋-(7) 参照)。

 しかし、総合病院への入院などで父親の飲みこみ能力が落ちて、(プロではない)俺と母親の介助では安全に食べさせることが難しくなり、かといってスタッフさんが父親に食べさせてくれている横で弁当を食べるのは、俺と母親には心苦しい…

 という訳で、事前にスタッフさんと相談した上で、今年は弁当を受け取って帰ることにした。

 もともと毎年、自分で食べられる入居者と一緒に弁当を食べられる参加家族も、入居者に介助して食べさせながら弁当を食べられる参加家族も、ほとんどが弁当を受け取ってすぐに帰ってしまっているのだが…



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平成28年-秋
2018/10/19.Fri

平成28年-秋-(6)

 9月中旬に入り、俺と母親が、父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)の部屋にに行くと、エアコン(冷房)のスイッチが入っておらず、窓が開いていた。

 涼しくなって、もう冷房が不要になったからだろう。

 父親はベッドで、やや横向きの仰向けになって眠っていて、イビキもかいた。

 棚の上の「看取りファイル」によると、父親は昨日の深夜にしゃっくりが出ていたようで、あまり眠れなかったから、その分を今、眠っているのだろう。

 俺は父親のシェーバーを、あまり音をたてないようにして、ハンドソープを使って水洗いした。


 その次の面会では、ベッド上で仰向けになっていた父親の頭が、枕の端にあってずり落ちそうになっていたので、俺が父親の頭を慎重に、少し持ち上げて、その間に母親が素早く枕を正しい位置に動かした。

 俺と母親は、父親の(春)秋物の衣類を少しずつ家から持ってきて、父親の部屋の衣装箱にしまい、それによって入りきらなくなった真夏物の衣類を家に持ち帰るという作業を、この日から始めた。


 その次に面会した日は、俺と母親が特養に着いた時、父親は部屋のベッドで寝ておらず、共同スペースでリクライニング車椅子に座っていた。

 介護スタッフさんによると、入居者参加型の歌イベントがもうすぐ始まるから、とのこと。

 俺が父親の車椅子を押して、その横に母親がついて(特養を含む介護)施設のホールへ移動して、歌イベントに参加した。

 父親は、背もたれも座面も後ろに深く倒したリクライニング車椅子に、座っているだけだが…

 歌イベントの途中で、父親を少し離れたところからちょっと見るだけの、精神科の医師による往診があった。


 その次の面会では、俺と母親が父親の部屋に入った時、父親は、上半身部分を少し高くされたベッドで、介護スタッフさんに全介助で(10:00頃の、トロミ付)コーヒーを飲ませてもらっていた。

 父親は、特にムセもなく全量を飲んだ。

 そのスタッフさんに俺と母親が、コーヒーを飲ませてくれたことにお礼を言うと、スタッフさんは父親の現状を俺と母親に少し話してから退室した。

 部屋の窓が大きく開いていたが、この日は雨が降っていて涼しいを超えて少し寒いくらいだったので、母親が窓をほぼ閉めた。



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平成28年-秋
2018/10/17.Wed

平成28年-秋-(5) 俺の不調

 この年(平成28年、2016年)の夏、俺は、食欲不振、疲れやすい、不眠、(風邪でもないのに)身体が熱くなる、といった身体の不調が多かったが、それは夏の暑さや夏バテのせいだと思っていた。

 だから、身体はしんどかったけれども、季節的なもので仕方がないと割り切っていた。

 ところが9月中旬になり涼しくなってきても、それらの不調が変わらず、むしろひどくなってきたので俺は、やむを得ずかかりつけの内科医院(母親のかかりつけ内科医院とは違うところ)を受診した。

 すると、その内科医師は俺に、精神科か心療内科を受診することを勧めた。


 日を改めて精神科医院を受診すると、自律神経の不調と診断され、薬の服用と仕事のセーブ(少なくとも現在より増やさないようにすること)を医師に指示された。

 俺が医師に自分の両親のことを話したら、医師は、「両親のための時間・負担は減らせないようだから、仕事の方を調整するしかないだろう」と言ったのだ。

 俺は、働いている個別指導塾・家庭教師派遣の事業所の所長に、俺の症状と医師の診断を正直に話したところ、「もう少し多くの生徒を担当してほしかったが、現在の3人のまま、しばらく様子を見よう。それでも無理そうなら言ってくれ」と言われた。


 俺は、自律神経がおかしくなった原因は、なんとなくわかる。

 まず両親のこと、特に、総合病院の入院前と変わらないくらい元気になってきているが、「終末期、看取りが近い」と(泌尿器科の医師に)診断され続けていて、“よくわからないが、いつ何が起きてもおかしくない”という父親のことがあり…

 仕事では、働き始めてほどなく、ほとんど指導経験もないのに大学受験生を担当することになったプレッシャーと…

 両親のことはあるものの収入や将来を考えたら、担当する生徒さんをもう1~2人は増やしたかったが、完全個別担任制で、担当している3人の内2人の授業時間変更が(学校の補習・模試・部活などで仕方ないのだが)多すぎて、増やせないもどかしさ…

 ウソにかかわりたくなくて懸命に勉強して就いた仕事で、ウソまみれで働いている矛盾と後ろめたさ(平成28年-夏-(17) 参照)もあって…

 週2回、遠めのコインパーキングから駅前の個別指導塾まで歩くだけで、腰痛と坐骨神経痛が悪化してきている(平成28年-夏-(6)平成28年-秋-(4) 参照)上に…

 事業所の方針が変わって(俺だけでなく全ての講師が)家庭教師勤務を減らして(なくして)個別指導塾勤務を増やすことになったので、さらに腰痛と坐骨神経痛が悪化し、日常生活にも支障をきたすことになりそうな不安…

 これらが積み重なって、俺の自律神経は、おかしくなってしまったのだろう。



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平成28年-秋
2018/10/15.Mon

平成28年-秋-(4)

 9月中旬になると、俺の住む地域は安定して涼しくなり、家でエアコン(冷房)を使うことはなくなった。


 母親が約2か月ぶりに美容室に行きたいというので、いつものように俺は自家用車で送迎し、母親を待っている間は近くのスーパーの休憩スペースで、高校生に教えるための英語の勉強をしていた。


 今年も母親と俺は、家の近くの公民館で、(父親に何かあった場合のことを考えて)指定された期間内の違う日に市の健康診断を受けた。


 俺は、皮膚やアレルギーの問題で処方されている)薬が少なくなってきたので、皮膚科医院を受診したところ、これまで通り飲み薬も塗り薬も継続するよう医師に言われた。

 俺は、坐骨神経痛の範囲が広がってきたようで、太ももの完全に裏側だけでなく表寄りのところも痛くなってきて、飲む薬の量を増やさなければならないのだろうか…


 父親が入居している特養から、先月分の請求書と生活記録、先々月分の口腔ケア記録などが届いた。

 8月の父親は、しゃっくりが多く、それが深夜や早朝ということも複数回で、しゃっくりが止まらないせいで食事を食べさせられない、ということもあったらしい。

 ムセで食事が控えられるということもあったようだが、しゃっくりとムセ以外は特に問題はなく、反応や笑顔が見られて、訪問マッサージも受けられたようだ。

 ただ訪問マッサージは、お盆休みなどのせいか、8月は1~2回しかなかったようだ。

 7月に3回あった歯科衛生士さんによる口腔ケアの中で、1回だけだが、痰の絡みが強くて口腔ケアの後に吸引されたらしい。


 相変わらず俺は週3回、個別指導塾講師・家庭教師の仕事をしていたが…



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平成28年-秋
2018/10/14.Sun

平成28年-秋-(3) 人が多すぎるホール

 9月上旬の次の面会では、父親は部屋のベッドで仰向けになっていたが、手を自分で血流が悪くなるくらい強く握っていたので、母親が少しずつ、その手を広げた。

 介護スタッフさんが、俺と母親のために冷たいお茶を持ってきてくれた。

 父親は、何気ない発声をして、両手を天井に向かって伸ばそうとすることもあった。


 その次の面会では、部屋のベッドで仰向けの父親の、クール枕パッドに髪クズが多く、ニオイも強かった。

 棚の上の「看取りファイル」によると、父親は昨日も一昨日も、しゃっくりがあったようだ。

 女性の介護スタッフさん2人が来室して、この後、(特養を含む介護)施設のホールで地域ボランティアの人たちによる歌謡コンサートがあるので、俺と母親に連れて行ってほしいとのこと。

 それはいいのだが、スタッフさん二人がかりで父親をベッドから車椅子に移す際、いつもの抱え上げる方法でなく、ベッド上を滑らせるような形だったので、父親の薄手スエットパンツがだいぶズレてしまった。

 すぐにスタッフさんたちは他の入居者の部屋に行ってしまったので、俺と母親は、できるだけ父親の服の乱れを直し、(ベッド上の枕の)汚れていた枕パッドをきれいなものに交換してから、3人でホールに行ったが…

 この日は特養入居者だけでなく、デイサービスやショートステイの利用者も多くいて、普段の歌謡コンサートに比べて、ホールに人が多すぎた。

 父親は、ヒジを車椅子のサイドバーに押し付けたり、もう一方の手で首のあたりをかいたり、といったおちつかない動きがあり、また、不快そうな発声もあったので、3人で早めに父親の部屋に戻った。


 その次の面会の日は、ホールで特養入居者参加型の歌イベントがあり、今度はスタッフさんたちが父親をベッドからリクライニング車椅子へ抱えながら移したので、服は乱れず…

 ホールの人数や賑やかさも程よい感じで、父親はイベントが終わるまで、おちついていてくれた。



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