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2022/02/22.Tue

はじめに

 このブログをご訪問くださいまして、ありがとうございます。

 このブログは、サブタイトル通り、若年性アルツハイマー型認知症の父親を持つ男性をモデル・情報源にしたノンフィクション小説、記録小説です。

 諸事情により、本編の記事はUPした日の数か月前のことが書かれており、また、なかなか進まず、途中で終わってしまったり、このブログを読んでくださる方にお断りせず修正・削除したりといったこともありえますが、あらかじめご了承ください。

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 そのようなわけで、本ブログの記事は以下から始まります。
 ぜひご覧ください。 ↓ ↓ ↓

 なお、過去(から)記事をご覧になられる場合は、目次をご利用下さい。

 すぐ上の文の「」内の目次をクリックしていただくか、左欄のカテゴリ-目次からご覧ください。


  
はじめに
2018/12/14.Fri

平成28~29年-冬-(10)

 12月中旬の次の面会では、父親は部屋のベッド上で、褥瘡(じょくそう・床ずれ)予防のための体位変換による、かつ関節の拘縮に対応する複数のクッションを使った、やや横向きの仰向けになっていた。

 いつものように、褥瘡予防マットレス(電動エアマットレス)のスイッチは入っていて、ディスプレイには父親の(減ってしまった)体重に合わせた設定体重がデジタル表示されており、時折、マットレスが大きめの音と共に小さく波打った。


 部屋の中にある、父親のリクライニング車椅子のヘッドレストカバー(代わりの枕パッド)と、背もたれの父親の肩が当たる部分が汚れていたので、母親は、ヘッドレストカバーを交換し、背もたれの汚れは家から持ってきたウエットティッシュで拭き取った。

 女性の介護スタッフさん2人が来室して、その二人がかりで父親をベッドからリクライニング車椅子に移し、父親の身体の上から、マフラーを肩・胸あたりに、ハーフケット(ヒザ掛け)を足に掛けると、退室した。

 ほどなく(特養を含む介護)施設の少し寒いホールで、特養入居者参加型の歌イベントが始まるので、家族にホールへ連れて行ってほしいということだ。

 掛けてもらったばかりのマフラーとハーフケットが下にズリ落ちてきたので、俺が父親の頭と肩を少し浮かして、その間に母親がマフラーを父親の後ろから肩にかけ、そして俺が静かに父親の頭をヘッドレストに、肩を背もたれにつけると…

 母親が、ハーフケットを父親の足だけでなく、腹にも掛かるようにした(その方がズリ落ちにくい)。


 俺が父親の車椅子を押して、母親がその横で見守りながらホールへ移動して、そのイベントに参加した。

 父親は全体的には、おちついていた。

 イベント中に、精神科の医師が父親の近くに来て、ちょっと父親を見るだけの往診があった。

 ホールの俺たち一家から少し離れたところで、車椅子に座っていたおばあちゃん入居者のうちの一人が、車椅子からズリ落ちてしまい、ホールにいた女性の特養スタッフさん一人だけではどうにもならず、他の介護スタッフさんを呼びに行く、ということがあった…



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平成28~29年-冬
2018/12/12.Wed

平成28~29年-冬-(9) 父親のシャツ

 12月中旬に俺と母親は、父親のために買い物をした。

 特養での父親の上半身の衣類は、長袖の上着シャツとその中の下着シャツだけで、冷え込みが強い時期になってからは、特養の屋内で暖房が入っていても節約・省エネのためだろう、暖房は控え目なので…

 布団やマフラーが常に肩までしっかりかかっていればよいが、自分で少しだが動いてしまったり、関節の拘縮や背骨の湾曲などで無理のある姿勢だったりするので、すぐに布団やマフラーはズリ落ちてしまい、明らかに寒そうだ。

 日中は車椅子に座っている時間が長かった昨冬までは、上着シャツの上にカーディガンやベスト(チョッキ)を着せてもらっていたが、着せたり脱がせたりするのが(さらに)大変になってしまったのと…

 ベッドで寝ている時間が長くなり、それらを着せてベッドに寝かせるとゴワゴワしてしまうからだろう、カーディガンやベストを着せてもらうのは、もう無理のようだ。

 上着シャツと下着シャツだけで暖かくなるようにするしかないが、父親のシャツは、着せやすい・脱がせやすい、脇の下が(少しでも)伸びる・脇の下にゆとりがある、できるだけ全前開きタイプ、といった条件がある。

 それらの条件を満たす上着シャツと下着シャツを探して、俺と母親は、複数のスーパーや衣料量販店を回った。

 まず、条件を満たす暖かい(ヒートテックのような)下着シャツを探したが、みつからなかった。

 せめて上着シャツだけでもと思い、それらの条件を満たす厚手の暖かそうな上着シャツを探し回り、ようやくみつけて、数着を買った。



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平成28~29年-冬
2018/12/10.Mon

平成28~29年-冬-(8)

 12月中旬も俺と母親が、父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)の部屋に行くと、父親は、上半身部を少し高くされたベッドで、横に少し傾いた仰向けになっており、目を閉じて眠っていたかと思えば、目を開けて咳をしたり、頭を枕から浮かせたりした。

 部屋のエアコン(暖房)と、小さなテーブルの上の加湿器が動いていた。

 父親が身につけているのは、全前開きタイプの長袖上着シャツ、その中も着せやすい・脱がせやすい下着シャツで、下は厚めのスエットパンツ、その中は紙オムツ+(男女兼用)尿取りパッドか布オムツ+オムツカバーのどちらかのはずだ。

 また、靴下を履いていて、それらの服の上にタオルケットが胸から足に、その上の腹と足の部分に布団が、掛けられていたが…

 部屋の暖房が入っていても、その暖房は節約・省エネのためだろう、控え目なので、上着が(春秋物の)長袖シャツだけでは寒そうに見える。

 母親は、タオルケットが父親の肩まで掛かるようにした。

 また母親は、家から持ってきた厚めのハーフケット(ヒザ掛け)を、部屋の中の小さなテーブルの上に置いて、そこにあった薄めの物は、家に持ち帰ることにした。

 俺は、父親のスポンジブラシ・歯ブラシ・コップ洗い、シェーバーのブラシでの手入れ、特養スタッフさんとの連絡用に部屋の壁に掛けられているホワイトボードへの記入(ハーフケットを交換したこと)、などをした。


 その次の面会では、父親は(上半身部が高くされていない)真っ平らなベッドで、上半身の横への傾きはほとんどないが、関節の拘縮で曲がったままのヒザだけが横に傾いている、という仰向けになっていた。

 少し苦しそうに痰が絡むような咳を時々して、また、目ヤニが多めで、アゴ周りが汚れており、両手を首のあたりでビクッと動かすこともあった。

 俺は、ついていたラジオを消して、面会中は、家から持ってきたポータブルDVDプレーヤーを使い、演歌・歌謡曲番組を録画したDVDをかけた。

 介護スタッフさんが、俺と母親にお茶を持ってきてくれた。

 俺は、お湯で絞ったタオルで父親のアゴ周りを拭いたが、咳を時々するので、目ヤニの拭き取りは控えた。



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平成28~29年-冬
2018/12/09.Sun

平成28~29年-冬-(7) 父親の飲み薬

 平成28年(2016年)の12月中旬になると、俺が住む地域は冷え込みが強くなり、凍えるような寒さの日もあって、この冬初の、積雪が多くて俺が家の玄関まわりの軒雪落としと雪かきをした日もあった。


 母親は、詰め物が外れてしまった歯の治療で、歯科医院を受診した。

 また、母親は近所の公民館の料理教室に参加したり、親戚の自家用車に同乗して法事に行ったりした。


 俺と母親は、同じ市内に住んでいる最低限の数の親戚に、(俺が自家用車を運転して)お歳暮を届けに行った。

 俺と母親は、経過観察の症状で処方されている目薬が少なくなったので、(自家用車のガソリン代の節約のために)一緒に眼科医院を受診した。


 俺は自律神経の不調について、かかりつけの内科医院を受診した。

 診察で俺が、不眠がだいぶ良くなって、食欲不振も少し改善され、ストレスがかかると身体が熱くなって顔も赤くなってしまうことは時々あるが、回数は減っている、といった現状を医師に伝えると…

 「薬とその飲み方(量・回数)も続けて様子を見て、次回、さらに改善していたら、薬(の量・回数)を減らせるかも」とのことだった。

 そのような中、俺は週2日の個別指導塾講師・家庭教師の仕事を続けており、それとは別に報告のため、駅前にある個別指導塾・家庭教師派遣の事業所の教室兼事務所に行く日もあった。


 父親が入居している特養から、父親の先月分の請求書や生活記録が届いた。

 11月の父親は、ムセや痰絡みがやや目立ち、また、排泄(失禁)量が多すぎてオムツでおさまりきらず、服を汚してしまうことが時々あったようだ。

 その一方で、笑顔や良い表情を見せることが時々あったらしく、また、約週一回の訪問マッサージや歯科衛生士さんによる口腔ケアは受けられているようだ。

 また、生活記録によると、父親の下剤は液体(平成20~21年-冬-(1) など参照)から粉薬に替わり、ミキサー食の食事に混ぜて飲ませて(食べさせて)いるらしい。

 という訳で、父親が現在飲んでいる薬は以下のようになる。

○粉薬の下剤

○フェロミア(平成28年-夏-(15) 参照)

○栄養補助のエンシュア(平成27~28年-冬-(14)平成28年-秋-(16) など参照)

 他に、自分で強くかいて赤くしてしまう胸あたりにつける、塗り薬もあるようだ。

 10月の歯科衛生士さんによる約週一回の口腔ケアの記録も同封されていて、やはり、痰の多さや「こびりつき」のことが書いてあった。



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平成28~29年-冬
2018/12/07.Fri

平成28~29年-冬-(6)

 12月上旬の次の面会では、俺と母親が父親の部屋に入った時、父親は、(数個のクッションを使った)体位変換による、やや横に傾いた仰向けになっていた。

 ついさっきまで、10:00頃の(トロミ付)コーヒーを介護スタッフさんに全介助で飲ませて(食べさせて?)もらっていたようで、口まわりが少し汚れていた。

 また、口の奥で何か絡んでいるような咳を時々して、咳をする度に目に涙が溜まってきた。

 父親の頭の枕への乗りが浅いので、俺と母親の二人がかりで直したが、最近こういうことが多くて、おそらく、痰やツバの吸引のために、吸引器の方に頭を近づけさせられるからだろう。

 俺は、お湯で絞ったタオルで父親の目の周りを拭き(涙を拭き取り)、口まわりも拭いてから、少し鼻毛シェーブをした。

 また、父親のスポンジブラシ・歯ブラシ・コップ洗い、(ヒゲ剃り)シェーバーのブラシでの手入れ、連絡用ホワイトボード記入などもした。

 俺と母親は、咳がおちついてきた父親に声をかけてから、帰った。


 その次の面会では、父親は上半身部を少し高くされたベッドで、横への傾きがほとんどない仰向けになっており、痰が絡むような咳を時々した。

 前日にヘアカットしてもらったようで、髪はスッキリしていた。

 部屋のエアコンのスイッチが入っていないが、この日は日差しがあって、寒くはなかった。

 小さなテーブルの上の加湿器は、動いていた。

 母親は、家から持ってきた新しいBOXティッシュを予備として棚の上に置き、また、家で洗濯して持ってきたマフラーを部屋の収納(押入)にしまった。

 ヘアカットしてもらった後の最初の面会なので、俺は老眼鏡をかけて、LEDライト付き耳かきで父親の耳掃除をしたが、父親が時々咳をするので、さっと、軽く、少しだけにした。

 歯科衛生士さんが来室して、ベッドの上半身部をさらに高くして父親の口腔ケアをしたが、父親の咳を考えてだろう、するべきケアはした上で、早く終わらせてくれたようだ。



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