FC2ブログ
2011/10/17.Mon

これまで、これから5-(3)

 俺は今(平成23年の春先)も、地元の認知症の家族会の活動を、できる範囲で手伝っている。

 しかし、これについて悩んでいる。

 働くことやその準備を優先させるべきでは、ともずっと思っている(平成22年-夏-(7) 参照)。

 かつて父親が、「行きたくない」とまで言った小規模多機能施設があり、この施設を勧めたケアマネージャーを俺に紹介したのも、この家族会だ(平成20年-春-(4) 参照)。

 このことに対してのわだかまりも、俺にはある。

 それでも、認知症の家族会であり、俺の住む地域の中では一番大きく、県や市に対しても発言できる。

 認知症、特に若年性認知症について地域の理解が深まれば・支援が増えれば、俺と俺の父親・母親の状況が良くなる可能性も大きくなっていくだろうと思い、今は、ある程度わりきって手伝っているが…

 俺がこの会の手伝いをするようになってから、俺の周囲で何か目に見える社会的な状況の改善が少しでもあったかと言えば、正直なところ、無い。



ランキングや拍手をクリックして応援していただけると、うれしいです。

  
これまで、これから5
2011/10/15.Sat

これまで、これから5-(2)

 テレビで認知症の本人が登場することが増えてきたが、俺には疑問に思うことがある。

 実名を公表しないなどの配慮をする場合があるのは当然としても、なぜ、登場する認知症の人の要介護度を出さない・言わないことが多いのだろう。

 テレビに出ている認知症の人の要介護度が数多くわかれば、俺の父親の要介護度が適正なものなのか判断できるし、要介護認定が公正・公平・科学的なものであるならば、厚生労働省や役所などが積極的にテレビで要介護度を言う、表示することを勧めるはずだ。


 また、「若年性認知症の本人が語る」という話を多く聞くようになった。

 それは、様々な配慮がなされているという前提があれば、いいことだと俺は思う。
 この話によって、若年性認知症への対策が進んでいる面もあるようだ。

 ただ、語れる本人は、まだ「軽度」であり、その話を参考にしていればやむをえないことかもしれないが、若年性認知症の対策は、「軽度」の若年性認知症の人にやや限定されているようでもある。

 「中度・重度」の若年性認知症への対策も同時に進めなければならないはずだ。

 中度・重度の若年性認知症とは「寝たきり」のことではないし、中度・重度の「老年性」認知症とも違うことが多い。

 語ってくれた本人の話を参考に、「軽度」の若年性認知症への対策が進んだとしても、その対策が充分な形になるまでには時間がかかる。

 形になった頃には、かつて語ってくれた若年性認知症の本人が既に「中度・重度」になってしまっているという可能性が、残念ながら高いと俺は思う。

これまで、これから5
2011/10/12.Wed

これまで、これから5-(1)

 平成22年の夏から23年の春先にかけての間、父親に起きた大きな変化は、やはり、パーキンソン病(と同様)の症状が現れたことと、通院を減らして往診を受けるようになった、そうせざるをえなかったことだろう。

 パーキンソン病と同様の症状は、以前からのアルツハイマー病の症状、ピック病(と同様)の症状に加わって出てきたものだから、介護は本当にきつい(平成22~23年-冬-(14) 参照)。

 家族にとってつらいのは、それらの症状が全て「若年性アルツハイマー」に含められてしまい、老年性アルツハイマーと一緒にされる場合もあって、介護の大変さをなかなか理解してもらえないことだ。

 症状としては、アルツハイマー病、ピック病、パーキンソン病を合わせて発症しているのと同じ状態であり、「アルツハイマー病、ピック病、パーキンソン病(という3つの病気そのもの)を併発している」と言えれば、それを聞いた人の多くが、本人のつらさや介護者の大変さをわかってくれると思うのだが…


 往診については、いろいろな制度を使って治療費などの負担が減るようにしているが、それでも、通院よりお金がかかる。

 通院することによる本人と家族の心身の負担を考えれば、やむをえない出費の増加だと俺は思う、というか、思うようにしている。

 ショートステイ先に行ってくれる歯の往診は、家族が付き添う必要もないので、家族の身体的な負担はなく、本当に助かっている。

 (主に)内科の往診は、家に来てもらうのだから通院よりは当然良いのだが、午後の二時間くらいの間のどこか、という形で、来てくれる時刻がはっきりしないので、その二時間の間は往診に備えていなければならない、往診に備える以外のことをやりにくいなど、ややつらい面もある。

これまで、これから5
 | HOME |