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2010/06/30.Wed

平成21年-秋-(4)

 父親がショートステイ中で家にいない時、俺がケアマネージャーに電話したら、紙オムツ支給申請については条件をクリアできそうで、申請に必要な書類を、ケアマネージャーが記入できるところは記入して近日中に届けてくれるとのこと。

 また、この電話の際、年末年始をどうするか、とケアマネージャーに問われた。

 年末年始はデイサービスが休みになり、今の予定でいけば、父親のデイサービスもショートステイもない日が、年末年始に確実に2日以上連続することになる。

 そうなると家族はつぶれてしまうことを、ケアマネージャーはわかってくれている。

 そうならないようにするには、年末年始もやっているショートステイの予定を調整するしかなく、そして、今のうちから予約しておかないと、年末年始に利用できなくなるとのことだった。

 俺は、現在の利用曜日で予定されている年末年始の3泊4日のショートステイ2回について、今の予定より1泊長くしたり、1日ずらしたりして…

 父親のデイサービスもショートステイもない日が2日以上連続しない形になるように、ショートステイを予約しておいてほしいと頼んだ。


 父親がショートステイから帰ってきたら、発声が多く、こちらからの声がけに対する反応もわりとよい。

 一方で、介護抵抗があり、険しい表情を見せることもあった。

 父親が険しい表情を見せたのは、テレビでバラエティ番組をやっていた時で、父親にとってはもう、こういう番組は理解できず、うるさいものでしかないようだ。

 父親がわりとおちついて見て(聞いて)くれるテレビ番組は、もう、父親が知っていた歌が流れる歌番組くらいしかない。

 また、家の中で歩き回ること(徘徊、家の外に出ないように家族が介助)はあいかわらずだが、椅子など座るものがないところで急に座り込みそうになって、俺か母親が慌てて父親の身体を支える、ということもあった。



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平成21年-秋
2010/06/28.Mon

平成21年-秋-(3)

 父親は、入院中にリハビリパンツ、テープ式紙オムツを(病院の指示で)使うようになり、退院後は、デイサービスとショートステイで通っている施設の勧めで、それらに尿取りパッドが加わった。

 ドラッグストアのセールなどを利用して、これらをできるだけ安く買っていたが、それでも出費がバカにならない。


 俺たち家族が住んでいる市に紙オムツの支給制度があることは、俺は前から知っていたが、次の理由で申請をためらっていた。

 退院してから2回ほど、トイレで便座に座って排泄したことがあり、紙オムツ等が必要なくなっていくのでは、という期待があった。

 俺の住んでいる市では、要介護度が4か5ならほぼ無条件に支給されるが、今の父親の要介護度3では、いくつか条件があり、申請にも手間がかかる。


 しかし、トイレで排泄したのはその2回だけで、その後はずっと紙オムツ等に常時失禁状態になってしまい、「条件がクリアできるかわからない」、「申請に手間がかかる」などと言っていられず…

 紙オムツ支給の申請を決意し、ケアマネージャーに電話して、その旨を伝えた。

 この電話の際、車椅子のことについてもケアマネージャーに聞いた(平成21年-夏-(79) 参照)。

 介護保険を使ってレンタルすると、デイサービスやショートステイを月にさらに1日くらい減らさざるを得なくなるらしい。

 安く買える車椅子も探してくれているとのことで、その方向で行くことにした。

 これ以上デイサービスもショートステイも減らせない。
 減らしたら、俺も母親も身が持たないから…


 デイサービスやショートステイで始まったリハビリの効果だろうか、父親の身体の傾きなどが、少し改善されてきた気がする。


 俺は、疲れていて眠いのに、寝つきがよくない…



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平成21年-秋
2010/06/26.Sat

平成21年-秋-(2)

 朝晩は涼しくなってきて、父親に着せるシャツも半袖から長袖に徐々に移行していった。


 父親は足にむくみがあるので、靴下や靴にも気を使わなければならない。

 退院してから夏の間、父親は、家では裸足、デイサービスとショートステイでの家との行き帰りを含む外出中は、ゆるめの靴下、そして、むくみ対応の介護シューズ(外履き、平成21年-夏-(10) 参照)をはかせ…

 デイサービスとショートステイで施設内にいる時は、だいたい、裸足にむくみ対応の介護シューズ(内履き)という形にしていた。

 しかし、秋になって涼しくなってきたから、起きてから寝るまで、靴下をはかせておかなければならない。

 そこで、むくみ対応の、足を締め付けない靴下というのを探し出して、買ってきて父親に履かせるようにした。


 時々、父親の手が小刻みに震えるようになった。


 俺の弟の子供、俺の父親からすれば孫が、新型のインフルエンザにかかってしまった。

 心配だが、俺と母親は、俺の父親のことで精一杯で、何もしてあげられない…



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平成21年-秋
2010/06/23.Wed

平成21年-秋-(1)

 秋になったからといって、生活が大きく変わるはずもない。

 認知症(若年性アルツハイマー)の父親(68歳)は、毎週3泊4日のショートステイと1日か2日のデイサービスに通い…

 俺(40歳)と母親(65歳)は、父親が家にいないその時に、介護疲れの身体を休め、必要最低限の買い物をし、自分の病気の通院をする。

 俺は、父親にかかわる役所の手続をしたり、ケアマネージャーと連絡を取り合ったりすることもある。


 父親が家にいるときは、俺も母親も、父親の介護に追われる。

 父親はアルツハイマー病の中核症状がだいぶ進んでいることはもちろん、失語症状があってコミュニケーションがほとんどとれず、身体が硬くなっているのに歩き回り、介護に抵抗もするから危険この上なく、全く目が離せないし、身体介助も大変だ。

 常に俺か母親が、父親のそばについていなければならないし…

 父親の食事は、母親が食べさせ、俺が食事の途中に食べ物に混ぜたりしながら薬を服用させる必要があるため、食事は父親、母親、俺の順番で、母親と俺はそれぞれ一人で急いで食べる。

 トイレ(失禁)の対応も、つらい。

 汗をかく等の体温調節ができにくくなっているようで、体調管理にも気が抜けない。

 薬を減らした効果だろうか(平成21年-夏-(67) 参照)、咳をして深夜や早朝に起きるのが少なくなってきたことだけが、唯一の救いのようになっている。



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平成21年-秋
2010/06/20.Sun

これまで、これから3-(4)

 「介護のために自分の人生や生活、健康を犠牲にしてはいけない」、「介護をがんばりすぎてはいけない」と言う人がいる。

 しかし、今の父親の要介護度、要介護度が上がる(重度になる)見通しが全く立たない、特別養護老人ホーム(以下、特養)へ入居する見通しも全く立たないという状況などの中で、父親の心身の状態が悪くならないように保つ介護をするには…

 俺と母親が、自分の人生や生活、健康を犠牲にしてでも、がんばりすぎるしかない。

 「今の父親の要介護度」とは、現在の要介護度3の限度額内で受けられる介護サービスの量が、俺と母親にとっては全然足りないことを主に指している(平成21年-夏-(55)-(56) 参照)。

 「要介護度が上がる見通しが全く立たない」のは、他はどうか知らないが、俺の住む地域では、寝たきりにならないと、要介護度4か5には、まずならないからだ(平成21年-夏-(33) 参照)。

 「特養へ入居する見通しも全く立たない」のは、他はどうか知らないが、俺の住む地域では、要介護度4か5の人や一人暮らしの人が優先されると、俺が父親の入居を申込んだほとんどの特養で担当者に言われたからだ。


 親戚や近所の人、ボランティア等に父親の介護を手伝ってもらうことも、これまで何度も考えたが…

 ふだん一緒に暮らしているわけでもなく、医療や看護、介護の専門家でもない人に、父親の多様かつ複雑な症状およびそれらに対する介護を、俺や母親が説明することも、そういった人たちに理解してもらうことも、極めて難しく、はっきり言って無理だ。

 それに、入院前のような暴力の可能性は、今は低いが、介護抵抗などでそういう人たちにケガをさせてしまった場合、逆に父親がケガをした場合などのトラブルが起きたら、誰がどう責任をとるのか、介護施設やホームヘルパーなら、そのあたりのことは契約でわりとはっきりしているが…


 父親を見捨てて一人暮らしをさせるわけにもいかないし、寝かせきりによって寝たきりにしたり、故意に、あるいはできることをしない等の手抜きをしたりして父親の状態を悪くすることもできない。

 そうすることが、要介護認定を重度にするための、そして、特養へ入居するための近道になりうるとしても…


 それでも、早く要介護度が4か5に認定されてほしい。

 父親の認知症(若年性アルツハイマー)の主治医が、ある時、俺に、「認知症の人の介護は本人が動ける時期のほうが大変なんだから、認知症の場合は、寝たきりのほうが要介護度が重くなるのは変なことなんだよね」と話してくれたことがある。

 まず、今年の春の介護保険制度の改正で、介護報酬が上がったために利用者が介護保険の限度額内で受けられなくなった分の介護サービスを、また限度額内で受けられるように、限度額を引き上げてほしい。

 そして、要介護度認定は、寝たきりかどうか以外も部分もしっかり見てほしいし、介護の努力と効果がしっかり反映されるものになってほしい(要介護認定-(1)-(2)-(3) 参照)。



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これまで、これから 3
2010/06/19.Sat

これまで、これから3-(3)

 俺は、以前に格闘技をやっていた頃から、ほぼ毎日、ストレッチ(体操)をしている。

 父親が家にいる日に俺がストレッチをするのは、父親が寝た後にその日の記録をつけたり、デイサービスやショートステイの準備をしたりした更に後だから、どうしても深夜になる。

 俺は、主に、というかほとんど父親の介護で、慢性的に疲れているし、睡眠不足でもあるから…

 せいぜい15分くらいのストレッチをしている間でも、「わざわざこれ以上疲れる必要があるのか」とか、「こんなことをしないで睡眠時間を少しでも長くしたほうがいいのではないか」といったことを、どうしても考えてしまう。

 ちゃんとした(専門的な)ストレッチではないし、しっかりやる日もあればそうでない日もあり、わりといいかげんだ。

 とはいえ、これまで俺が父親の介護で大きなケガをしていないのは、このストレッチのおかげでもある、と思っている。

 しかし、父親の身体介助がこれ以上きつくなったら、ケガを覚悟しなければならないだろう。


 深夜のストレッチの前後に、せいぜい10~30分くらいではあるものの、先のことを考えた勉強もしているが…

 この時も、「眠い。こんなことをしないで、睡眠時間を少しでも長くしたほうがいいのではないか」と思ってしまう。



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これまで、これから 3
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