FC2ブログ
2011/02/28.Mon

平成22年-春-(31) 父親の歯の定期検診

 平成22年(2010年)の5月中旬、ショートステイから帰宅した翌日とその次の日と、父親は二日続けてデイサービスがあった。

 デイサービス中に俺一人で精神病院に行き、父親の状態について、父親の認知症(若年性アルツハイマー)の主治医に報告、相談した。

 父親の状態を伝えると、主治医は、「精神的、体調的にはまずまずだが、介護抵抗はあるね」と言いつつも…

 薬を増量するほどではないと判断したようで、普段の飲み薬はこれまでと同じで様子を見ていくことになった。

 おかゆと普通のごはんの問題(平成22年-春-(29) 参照)については、ショートステイで普通のごはんを食べていた時の父親の詳しい状況で判断する、ということで…

 次回の受診までに、俺がその詳しい状況をショートステイ先の担当者から聞いておくことになった。


 デイサービスが2日続いた翌日は、デイサービスもショートステイもなく、父親の歯の定期検診が予定されていた。

 いつものように福祉車両の自家用車に乗って家族3人で行ったのだが、父親は行きの車中からおちつきがなかった。

 車の助手席からも、歯科医院に着いてからの車椅子からも何度も無理に立ち上がろうとしたり、怒ったような声を出したりした。

 診察中もおちつかず、俺がずっと父親の近くにいて、時にはやむを得ず父親の頭を押さえた。

 あいかわらず口を開け(続け)てくれないので、歯科衛生士に診てもらえたのは歯の表と隙間だけだが…

 その範囲では特に大きな問題・変化はなく、歯も歯ぐきもきれいで状態が良い、と言われた。

 家でもショートステイでも1日3回食後にフッ素の歯磨きムースで、できる範囲はなんとかブラッシングしていると俺が歯科衛生士に伝えたら、「1日3回食後ということが、状態が良い要因として大きいと思います」とのこと。

 父親は診察後もおちつかず、なんとか母親が会計を済ませたが、俺も母親も次回の予約をする余裕はなく、すぐに帰宅した…



ランキングや拍手をクリックして応援していただけると、うれしいです。

  にほんブログ村 介護ブログ 若年性認知症へ
平成22年-春
2011/02/26.Sat

福祉ネットワーク「地域包括ケア」、TVシンポジウム「薬と心理療法」

 私(作者)は、NHK教育テレビで放送された、2月16日の福祉ネットワークと19日のTVシンポジウムを録画して、今週になってから観ました。


 福祉ネットワークのテーマは「地域包括ケア」で、中学校区くらいの範囲の地域を一つの施設のようにとらえた在宅(診療・看護・)介護ということで、このケアのもと、在宅で生活している2人のお年寄りが紹介され、一見よさそうな方式に思えたのですが…

 紹介されたお年寄りは認知症でも、要介護度が重度というわけでもなさそうで、この「地域包括ケア」は(特に中度や重度の)認知症の人、要介護度が重度の人などには充分に対応できるのだろうか? という疑問を私は持ちました。


 TVシンポジウムのほうのテーマは、「薬と心理療法~認知症になっても自分らしく生きる~」で、私にとって特に真新しい話はなさそうなので、早送りしながら見ていたのですが、番組の終わり近くになって次のようなことがありました。

 パネリストの一人で、認知症に精通した医師が、ご自分の認知症(アルツハイマー病)の親御さんについて、「まだ軽度、そんなに進んでいないが、家庭の事情で在宅介護は早々にあきらめ、施設に入所させた」という内容の話をしました。

 認知症の家族を抱えていて、老人ホームや(中度・重度の認知症の人も受け入れてくれる)グループホームなどの施設に入所してほしいのに、主に社会的(施設が少ない等)・経済的な事情で仕方なく在宅介護している多くの人がこの話を知ったら、どう思うでしょうか?

 その中で、やむをえず続けている在宅介護の負担を少しでも軽くしたい、と思って認知症について勉強している人には、ショックもあるでしょう。
 認知症に詳しい人が、早々に在宅介護をあきらめたのですから。

補足と意見
2011/02/22.Tue

平成22年-春-(30) 俺の腰のMRI撮影

 一日中家にいた翌日から、父親は3泊4日のショートステイだった。

 ショートステイの送迎車が迎えに来た時、父親は唸り続け、なんとか送り出した。


 父親のショートステイ中、俺は母親と、入院している祖母(母親の実母)に会いに行った。

 祖母はベッドで横になっていたが、身体の麻痺のない部分を動かすなど、前回会った時より元気そうに見えた。

 ショートステイ中の別の日には、母親の心療内科医院への定期通院があり、俺は自家用車を運転して同行した。


 また、俺は自分の腰のMRI撮影で、予約していた病院に行った(平成22年-春-(25) 参照)。

 俺は、MRI撮影は初めてで、撮影は思ったよりも時間がかかり、撮影中は、身体を動かせないし、ガーガーうるさかった。

 以前に何度か頭のMRI撮影をした時の父親は、よく耐えてくれていたと思う。

 結果は後日、通院している整形外科医院で聞くことになっている。

 最近の俺は、腰痛は少しおさまっている一方で、足が重い感じだ。


 3泊4日のショートステイの4日目の夕方、父親は予定通り帰宅した。

 ショートステイ中の父親は、わりとおちついて過ごしていてくれたようだ。



ランキングや拍手をクリックして応援していただけると、うれしいです。

  にほんブログ村 介護ブログ 若年性認知症へ
平成22年-春
2011/02/21.Mon

平成22年-春-(29) おかゆ、ごはん

 ショートステイから帰宅した翌日の父親は、デイサービスもショートステイもなく、一日中家にいた。

 父親は時々、怒ったような声を出した。

 最近の父親は、椅子に座っている時間が長くなったのだが、皮膚の問題があるため座らせっぱなしという訳にはいかず、嫌がられても椅子から立たせざるをえない時がある(平成22年-春-(15) 参照)。

 座っている時間が長くなった反動なのか、歩き回る時も、その時間が長い。

 つまり、歩き回り(徘徊)の回数は以前より少ないが、1回あたりの歩き回る時間が長くなり、これはこれで、歩行介助しなければならない俺と母親は、体力的につらい。

 父親の歩き回りは、何の予兆もなく不意に始まることが多い上に、常に転倒の危険が伴うので、回数が少なくなったから、座っている時間が長くなったからといって…

 家では、俺か母親の少なくともどちらかは、その(長くなった)座っている時間でも、父親の近くにいなければならない、父親から目が離せない、二人とも父親の近くにいて見ていなければ万全ではない、という状況に変化はない。


 一日中家にいた翌日の父親は、デイサービスがあった。

 今週は、介護保険の限度額を超えないようにするため、デイサービスは1日だけだ。

 父親がデイサービスから帰宅した際、送迎スタッフから、父親の食事が、「デイサービスとショートステイで少し違ってしまっているので、どうしますか?」と聞かれた。

 誤嚥の危険性がある父親の食事は、おかずは両方とも刻み食(家では介護食レトルトなどやわらかいもの)なのだが、主食のごはんが、デイサービスではおかゆ(家でもおかゆ)、ショートステイでは普通のごはんになっていたとのこと。

 どちらでも誤嚥などの大きな問題は起きていない、とも言われた。

 そういえば俺は、だいぶ前、父親の退院直後のことだが、ショートステイとデイサービスそれぞれの担当者に父親の食事について聞かれた時、「入院中の食事に合わせて、おかゆと刻みおかずで」と言った。

 しかし、何かのタイミングの違いでショートステイの担当者にだけ、「可能なら、少しずつ普通食に近づけていってもらえれば」とも言った記憶がある。

 この発言によって、主食のごはんに違いが生じたようだ。

 俺は、「統一したほうが良いでしょうから、とりあえずデイサービス、ショートステイの両方とも‘おかゆ’にしてもらって、近日中に(父親の若年性アルツハイマーの)主治医に、普通のごはんでもいいか確認します」と答えた。


 デイサービスの翌日の父親は、デイサービスもショートステイもなく、一日中家にいた。

 父親は、あいかわらず、時々怒ったような声を出したり、歩き回ったりする。

 俺は午前中、腹痛があり、父親の怒ったような声が腹に鈍く響いた…



ランキングや拍手をクリックして応援していただけると、うれしいです。

  にほんブログ村 介護ブログ 若年性認知症へ
平成22年-春
2011/02/19.Sat

平成22年-春-(28) ヒザの曲りが小さくなった

 平成22年(2010年)の5月になった。

 父親は、一日中家にいた翌日から3泊4日のショートステイだった。

 今回は、俺が福祉車両の自家用車で、父親をショートステイ先に送った。

 普段はショートステイ先の施設の送迎車に迎えにきてもらっているのだが、介護保険の限度額内におさめるために仕方なく、俺は疲れでフラフラする身体に鞭打って…

 俺は、父親を施設の玄関でショートステイのスタッフに託し、なんとか帰宅した。


 父親のショートステイ中、俺は、なるべく身体を休めるようにしたからだと思うが、腰の痛みは少し引いた。

 歯の痛みも、一時的かもしれないが引いたし、身体を休めること優先させたいので、歯科医院の受診は先に延ばすことにした。

 その一方で、母親が腰痛を訴えるようになった…


 3泊4日のショートステイの4日目、予定通り父親が帰宅した。

 ショートステイ中の父親は、送迎スタッフによると、歩き回り(徘徊)がいつもより少なく、また、怒ったような声を出す理由(の一つ)は空腹感のようだ、とのこと。

 また、父親の退院後(入院中から)のヒザ関節の拘縮は左右同じくらいではなかったので…

 寝かせる時は調節のため、(足のむくみ対応でベッドの足部分を少し高くして、さらに)片方のヒザ裏にだけクッションを置いてバランスをとっていた。

 しかし、リハビリの効果だろう、ヒザが少しずつだが伸びるようになって(まっすぐとまではいかないが)、寝かせる時も左右同じくらいの伸びになったので、そのクッションを今回のショートステイでは使わなかったそうだ。

 今回のショートステイの前まで家でも片ヒザ裏にだけ置いていたクッションを、この夜、父親を介護ベッドに寝かせる時は置かないでみたら…

 父親に苦しさや違和感はなさそうで、ほどなく寝付いてくれた。



ランキングや拍手をクリックして応援していただけると、うれしいです。

  にほんブログ村 介護ブログ 若年性認知症へ
平成22年-春
2011/02/16.Wed

参加する講演会、しない講演会

 私(作者)は、福祉や介護を私なりに学ぼうと思い、そういったテーマの講演会などにも、できるだけ参加したいと思っています。

 しかし、国や地方自治体(都道府県や市区町村)及びその外郭団体などが主催するものには、その講演会の時に予定がなければ別ですが、あまり参加しようとは思いません。

 主催者が主催者なので、結論が見えていますから。

(1)現在の福祉や介護の制度は、少なくとも大きな問題はなく、大きく変える必要はない
(2)現在の福祉や介護の制度のなかでも、工夫すればなんとかやっていける
 おおまかに言えば、この2つですが、介護に限定すれば次も加わります。
(3)ほとんどの人とその家族は、在宅介護でも充分にやっていける

 この前(下)の記事でも述べさせていただきましたが、私は、現在の福祉や介護の制度を大きく変えるべきという考え方で、施設介護の必要性・重要性も申し上げておりますので(在宅介護と施設介護10月10日の『新報道2001』に関連してNNNドキュメント「寝たきりアパート」 など参照)、そういう講演会に行っても、結論が見えている上に、フラストレーションがたまってしまいます。

 介護を必要とする人の中には、24時間365日まったく目が離せない、いつ何をするか・どのような介護が必要になるかわからない、(ある程度)決まった時間に決まった介護を受けることができない、という人も多くいます。

 こういった人々も在宅介護・訪問介護で充分対応できる、と断言する人がいたら、ぜひ、その具体的な根拠を聞いてみたいものです。

 それに、私が講演会に参加することによって、「参加者が多かった、上記(1)~(3)のような講演の内容が多くの人に支持された」かのように後で報道されることに協力したようになるのもいやですし。

 まあ、私が参加しなくても、空いている席の分は主催者の関係者の方々が参加させられ、結局、「参加者が多かった~」になってしまうのでしょうけれど。

補足と意見
 | HOME | Next »