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2011/06/29.Wed

平成22年-秋-(11) だいぶ疲れているようですね

 一日中家にいた翌日から、父親は4泊5日のショートステイだった。


 父親のショートステイ中には、次のようなことがあった。

 母親の心療内科医院と眼科医院への定期通院があり、俺は自家用車で母親を送迎し、心療内科医院の方は診察に付き添った。

 また俺は、ディーラーに行って自家用車(軽の福祉車両)の一年点検を受けた。


 ケアマネージャーが来宅し、俺の顔を見て、「だいぶ疲れているようですね」と言った。

 俺は、実際にずっと疲れているので、「そうですね」と言うしかなかった。

 来月の介護サービスの予定表を受け取り、そして、父親のショートステイ中の帰宅願望への対応策として、ショートステイの中日(なかび)あたりに家族が、ショートステイ中の父親に会いに行くことを俺から提案した。

 ショートステイ中に会いに行く件については、この数日後にケアマネージャーから電話があり…

 ショートステイ先が、「その面会後に、よけいに帰宅願望が強くなったり混乱したりする可能性が高いので、お勧めできない」と言っているそうなので、やらないことになった。


 4泊5日ショートステイの5日目の夕方、父親は予定通り帰宅したが、声が沈んでおり、数回続けての咳もあり、体温を測ったら37度少しあって、風邪をひいてしまったようだ。

 俺と母親は父親のために、いつもの介護に加え、水分補給、首や脇の下を冷やす、夏の間しまっておいた加湿機能付空気清浄機を急いで居間に出して使い始める等したら…

 次第に父親の状態が良くなってきたので、通院しないで様子を見ることにした。

 父親は咳をするたびに涙が目にたまったり流れたり、鼻が詰まったり鼻水が垂れたりするが、自分では対処できない。

 だから、俺か母親が常に傍にいて、その度に拭いたり吸い取ったりしなければならず、これもつらい…



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平成22年-秋
2011/06/28.Tue

平成22年-秋-(10) 服の調整

 平成22年(2010年)の9月下旬に入っていた。

 ショートステイから帰宅した翌日の父親はデイサービスがあり、その翌日の父親は、デイサービスもショートステイもなく、一日中家にいた。

 朝食後の歯磨きで父親は、あいかわらず急に座り込みそうになったり、介助して父親の歯を磨いている俺に、文句のように「ウーウー」言ったりする。


 昼過ぎに父親の体温を測ると、37度台半ばになっており、軽い熱中症のようになっていた。

 真夏に比べれば最近の気温は日中でもだいぶ下がっているが、父親の場合は体感温度が問題で…

 気温が高くなくても、父親の周囲の温度・室温が高かったり、必要以上に多い、あるいは厚い服を父親に着せてしまっていたりすると、体温が急上昇してしまう。

 先日のデイサービス中の体温上昇も、同じような状況だったのだろう(平成22年-秋-(7) 参照)。

 俺と母親は急いで、居間の風通しをよくする、扇風機をつける、父親の上着を1枚脱がせる、父親に水分補給でスポーツドリンクを(コップにストローを使い全介助で)飲ませる、父親の首や脇の下を冷やす、などをした。

 すると夕方には、父親の体温は37度ちょうどくらいまで下がっていた。

 父親は、体温が高かった時間帯も含めて、何度も歩き回った。

 朝晩はだいぶ涼しくなったので、父親を夜寝かせる時の着替え介助で、昨日までは半袖のパジャマだったが、今夜から長袖にした。



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平成22年-秋
2011/06/27.Mon

平成22年-秋-(9) 薬を届けて、薬を受け取りに行く

 総合病院の眼科で検診を受けた翌日から、父親は4泊5日のショートステイだった。

 父親は、俺と母親の介助で朝食とその後の歯磨き等をなんとか済ませたが、それから9:00過ぎにショートステイの送迎車が家に来るまで、家の中を歩き回っていた。

 父親を送り出した後の俺は、疲れていたが、なんとか自分の朝食をとった。

 食べ終えた頃、ショートステイ先から電話があり、俺の父親の薬が足りないようだとのこと。

 父親が朝食後に歩き回り続け、俺と母親はその歩行介助に追われ、ショートステイの準備にバタバタしてしまったせいだろう、俺は、父親の薬の一部をバッグ(内の薬袋)に入れ忘れていた…

 俺は疲れた身体に鞭打って出かけ、ショートステイ先に忘れた薬を届けて、そこから、昨日行った総合病院にまた行き、昨日処方された父親の薬(目薬)を受け取って、帰宅した。


 父親のショートステイ中の俺は、法事に出席する母親を会場の寺まで自家用車で送ったり、母親と一緒に特養(特別養護老人ホーム)に入所している祖母に会いに行ったりした。


 ショートステイ中の別の日には、仕事が休みの日の弟が家に来て、母親をドライブに連れて行ってくれた。

 母親は気晴らしになり、俺は一人でゆっくり休むことができて、助かった。


 4泊5日ショートステイ5日目の夕方、父親は予定通り帰宅した。

 送ってくれたスタッフさんによると、今回のショートステイ中の父親は、前回ほどの興奮や帰宅願望はなく、その点はよかったが、また転倒があったそうだ。

 頭を打ったり、身体のどこかをケガしたりということは、なかったようだが…



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平成22年-秋
2011/06/25.Sat

平成22年-秋-(8) 先延ばしにしていた眼科の検診

 デイサービスを途中で帰された翌日の父親は、デイサービスもショートステイもなく、先延ばしにしていた検診を受けるため、総合病院の眼科に行くことになっていた(平成22年-夏-(18) 参照)。


 午前中に家族3人で、福祉車両の自家用車で病院に行ってきた。

 病院に着いてから約30分後に検査が始まったが、父親はおちつきがなく、看護師による普通の検査機器を使う検査は無理だった。

 そこで、医師が片手で持てる検査機器を使うことによって、俺と看護師も手伝ったが、父親の目をなんとか検査、診察することができた。

 前回(平成21年-秋-(24) 参照)と比べて大きな問題や変化はなく、これまでと同じ目薬をつけていれば良いだろう、とのこと。

 俺が医師に、使っていた片手で持てる検査機器について聞くと、本来、寝たきりの人の目を検査する時に使うものだそうだ…

 父親がおちつきないので厳しかったが、俺は、なんとか看護師に、父親の目のことで疑問に思っていることを聞いた。


 父親は目ヤニがつきやすく、俺は家で、きれいなタオルをぬるま湯でぬらして絞り、それを、父親がおちついて椅子に座っていてくれる時に父親の目にあてて、しばらくそうした後、軽く目ヤニを拭き取っている。

 その方法で良いか聞いたところ、「それでいいですが、やさしくあてる・拭くように」とのこと。


 父親は、首の関節が硬く、介護抵抗もあって目をつぶってしまいやすく、横への身体の傾きもあるので、普通に首を後ろに傾けて、そして目を開けてもらって、(介護者が)正しい位置に目薬をつける、ということが非常に困難である。

 ベッドに寝かせれば、横への傾きも小さくなり、目はほぼ上を向くようになるのだが、目薬をつけるためだけにベッドに寝かせる、というのも厳しい。

 起床時や夜寝かせる時などは介護が忙しく、父親がベッドに寝ている状態とはいえ、目薬をつける余裕はない。

 これまでに俺がやってきた、父親に目薬を(一日中家にいるときは1日に2~3回)つける介助は…

 父親がおちついて椅子に座っていてくれる時に、(上記の)目ヤニとりをして目の周辺をきれいにしてから、目薬をまぶたやまつ毛につけて、目に入ってくれるのを期待するというものだ。

 しかし、首を後ろに倒してくれないので下に、傾いているので横に、と目薬が流れてしまいやすく、また、目薬もどれだけちゃんと目についているのか…

 それらのことを医師に話し、どうすれば良いか聞いたところ、俺のやり方は大きく間違ってはいなかったが、細かいところを指導された。

 傾いていても、目薬は目の真ん中辺りにつけてよいが、できるなら、下のほうになる目の端を軽く押さえるとよく、また…

 つぶってしまっている目のまつ毛に目薬をつけても、声がけなどして目をパチパチしてもらえればよい、とのこと。


 父親はおちつきがないし、俺が看護師にいろいろ聞いているうちに時間が経ってしまったこともあって、会計を済ませたら、薬(目薬)の受取は明日にしてすぐ帰宅した。


 父親は、あいかわらず何度も歩き回る。

 無理に椅子などに座らせておこうとすれば怒るし、歩き出したら転倒しそうな不安定な歩行なので、俺か母親は、常に細心の注意を払いながらの手引き歩行で、その歩き回りに付き添わなければならない。

 そんな時の俺と母親は、こうやって日中に歩き回らせているから、深夜早朝に寝ていてくれるようになるんだ、と自分に言い聞かせている…



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平成22年-秋
2011/06/22.Wed

平成22年-秋-(7) デイサービスから帰される

 ショートステイから帰宅した翌日の父親は、デイサービスがあった。

 9:00過ぎにデイサービスの送迎車が家に来たのだが、いつもと違い、スタッフさんが俺の父親に、「今日は日帰りです」と繰り返し言った。

 これは、昨日までのショートステイで見られた帰宅願望への対応なのだろう(平成22年-秋-(6) 参照)。


 母親はひどく疲れているようなので、買い物などの用事は、午前中に俺が一人で済ませた。


 午後になって、俺が昼食を済ませて少し身体を休めようとしていた時、デイサービス先の看護師さんから家に電話があった。

 俺の父親の体温が午後になって38度近くになってしまったので、帰宅させたいとのこと。

 俺は、電話越しの声や言葉遣いから、その看護師さんが新人のように思えたので、父親に発熱以外には風邪のような症状が出ていないことを確認した上で、父親の発熱について改めて説明した。

① 認知症(若年性アルツハイマー)によって体温調節のできにくい身体になってしまい、風邪や他の病気ではないのに体温が上昇しやすいこと

② 軽い熱中症のようなもので、水分補給や身体を冷やすなどしてもらえれば、ほどなく下がっておちつき、それが無理でも解熱剤を飲ませれば、まず大丈夫である

③ 同じ施設のショートステイでも②のように対応してもらっている

④ この①~③は、父親の認知症(若年性アルツハイマー)の主治医の意見、あるいは主治医が承知していることである(平成22年-夏-(26) 参照)

 これらを話した上で俺は、「必要なら解熱剤をすぐに持って行くので、そちらで飲ませて様子を見てください」とも言ったが…

 その看護師さんは、「体温が38度近く(以上)になったら、ご家族の送迎で帰宅してもらうか、ご家族に通院させてもらうのがデイサービスの決まりです」と繰り返すだけで、埒が明かない。

 老人ホームに入所していないのであれば、どれだけショートステイやデイサービスを使っていても「在宅介護」であり、本人に何かあったら、家族は他の事をすぐに全部止めて本人のために動かなければならない、という厳しい現実…

 俺が、働きたくても働けない理由の一つでもある。

 俺は全く身体を休めることができないまま、父親をデイサービス先に自家用車で迎えに行った。


 帰宅してすぐ、俺と母親で、居間を涼しくしたり父親にスポーツドリンクを飲ませたりしたら、父親は眠そうになった。

 特に熱っぽくもなさそうだし、風邪の症状も含めて特に身体の不調は見られないようなので、そのまま居間で休ませた。


 しばらくして父親の体温を測ったら、ちょうど37度で特に問題はなく、なぜデイサービスを帰されたのか、俺は納得できなかった…



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平成22年-秋
2011/06/21.Tue

平成22年-秋-(6) おちつきのなさ、帰宅願望

 4泊5日ショートステイ5日目の夕方、父親は予定通り帰宅したのだが、おちつきがない…


 父親が帰宅した約1時間後、ショートステイ先の担当者から電話があり、最近のショートステイ中の父親について、次のようなことを言われた。

 前回のショートステイあたりから、おちつきなさがひどい。

 頓服薬も含めて、おちつきなさや興奮を抑える複数の種類の薬(平成22年-夏-(26) 参照)が充分に効かない、量あるいは種類が足りないのでは、とのこと。

 また、先月あたりから帰宅願望が見られるようになったそうだ。

 俺は父親と、今は父親を一人で介護・見守りしている母親を気にしながらも、担当者と話し合い、次のような結論になった。

 父親のショートステイ中のおちつきなさ、薬の効かなさ、帰宅願望といったことが主治医にしっかり伝わるようなレポートを担当者が作成してくれる。

 俺は、それを次回の精神病院受診の際に、必ず主治医に渡す。

 帰宅願望については、家族にとっては厳しいが…

 一週間に受けるサービスを、ショートステイを1日減らして3泊4日、デイサービスを0.5日増やして1.5日(隔週で2日の週と1日の週がある)という以前の形に戻すことを検討する。


 21:00頃に父親を介護ベッドに寝かせた後、俺は自分のことを済ませ、24:00頃に自分の部屋で寝ようとした時、3時間前に比べてだいぶ気温・室温が下がっていることに気づいた。

 俺はそっと居間に行き、父親の掛け布団の上にもう1枚薄い掛け布団をかけ、母親の掛け布団は充分であることを確認してから、自分の部屋に戻って寝た。



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平成22年-秋
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