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2011/09/28.Wed

平成22~23年-冬-(25)

 ショートステイから帰宅した翌日の父親は、デイサービスがあった。

 デイサービス中、ケアマネージャーさんから来月の予定に関する電話が家にあり、来月はまた、介護保険(父親の現在の要介護度3)の限度額を大きく超えないようにするには、デイサービスかショートステイを、少なくともどこか1回は休みにしなければならないので、それをいつにするか? という話だった。

 つまり、基本的に父親が一日中家にいるのは週に1日だが、来月は、それが2日になる週が出てこざるをえない、ということだ。

 これまでに何度もあったことだが、この予定を考えるだけで頭が痛い。
 父親が一日中家にいる日が週に2日あると、非常につらくなることがわかっているから。

 俺は、母親と相談して近日中に返事すると答えた。

 夕方、デイサービスから帰宅した父親は、玄関でうなり、前へ突っ込んでくる抵抗もあった。


 デイサービスの翌日の父親は、デイサービスもショートステイもなく、一日中家にいた。

 俺は朝から背中が痛くて、父親の身体介助がきつい。

 父親は、歩き回り、うなり、前のめり、手の震えなどが強く、午後に往診があった時も、歩き回りとうなりがひどくて、今回は全く診察にならなかった。

平成22~23年-冬
2011/09/27.Tue

平成22~23年-冬-(24)

 一日中家にいた翌日から、父親は4泊5日のショートステイだった。

 父親のショートステイ中、母親の、歯の定期検診と心身症の定期受診があり、俺は、歯科医院と心療内科医院へ自家用車で送迎したり付き添ったりした。


 父親のショートステイ中のある日の夕方、ショートステイ先で父親の歯の往診をしてくれている歯科医院から、家に電話があった。

 今日、2回目の往診をしたそうで、その報告で電話をくれたのだ。
 内容は次のようなものだった。

 事前にショートステイ先に電話し、往診の前の食事の際、父親に、予防的に頓服の「興奮や不安を抑える液体の薬」を飲ませておいてもらった(平成22~23年-冬-(4) 参照)。

 2本の歯に詰め物をしたが、問題の磨り減りが大きい歯は奥のほうなので、やはり口を大きく・長く開けていてもらう必要があり、その治療は無理だった(平成22~23年-冬-(17) 参照)。

 口腔ケア、歯磨き、きれいにしておくことが大事。
 今後は月1回くらいのペースで往診する予定。


 俺は、2本の歯の治療ができただけでも、それだけおちついて受診できたということだから、すごいと思った。
 頓服の精神薬を飲ませていたとはいえ、やはり、診療を受けた場所が慣れている環境であることが大きいだろうし、逆に言えば、通院という行為が、父親本人にとっても非常に大変だったということなのだろう。


 別の日には、俺一人で精神病院に行き、父親の認知症(若年性アルツハイマー)の主治医に、父親の状況を報告してきた。

 前回の受診は父親、母親と3人で行ったのだが、その際に主治医から、「通院は大変だろから、本人に大きな変化がなければ、次回は家族だけでいいよ」と言われていたので、今回はこのような形になった。

 主治医には毎回、ショートステイ先で書いてくれる、前回から今回の受診までの間に数回あったショートステイの、その際の父親の様子をまとめたものを読んでもらっている。

 それを読んだ主治医は、「ショートステイでは(俺の父親は)良さそう。スタッフさんがうまく対応してくれているんだろうね」と言った。

 俺は、歯の往診のことや、花粉症の薬を飲ませ始めたことも報告した。

 強い抵抗を見せる日があったこと(平成22~23年-冬-(23) 参照)を俺が伝えると、「たまに、そういうことがあるのは仕方がない。理由を考えるのも、あまり意味がない。それが続くなら、原因をしっかり考えたり薬の変更を検討したりしよう」とのこと。

 最後に俺が主治医に、メマンチンはどうなっているか聞いたところ、やはり3月にならないと無理だそうで(平成22~23年-冬-(14) 参照)、また、最重度の認知症(アルツハイマー病)にはあまり効かないようなので、俺の父親に飲ませるのはどうかと思っているそうだ。

 俺が、「父の認知症は最重度なんですか?」と確認すると、「この精神病院に来てもらった時には、すでに最重度で、もちろん今もそうだよ。コミュニケーションをとれないことが、最重度とする一番の理由」という答えだった(平成20~21年-冬-(26) 参照)。

 俺は、「そんなに前から最重度なのに、どうして要介護度はずっと3なのですか?」と聞こうと思って、やめた。
 病気の診断と要介護度の判定は違う、と言われて終わるのがわかっていたから。


 4泊5日ショートステイ5日目の夕方、父親は予定通り帰宅した。
 父親は、手に少しむくみがあり、足のむくみは強い。

 夜、父親を介護ベッドに寝かせる際に、ベッドの機能を使って足部分を少し高くすることは、これからも続けざるをえないのだろう(平成22年-春-(7) 参照)。

平成22~23年-冬
2011/09/25.Sun

平成22~23年-冬-(23)

 ショートステイから帰宅した翌日の父親は、デイサービスがあった。

 母親によると、父親は昨夜からイビキが多く、同じ居間で寝ていた母親は、よく眠れなかったそうだ。

 父親のデイサービス中、母親の昼寝がいつもより長くなったのは、仕方がないことだ。

 デイサービスから帰宅した父親は、おちつかずに歩き回ることが多く、身体の傾きが強いし、手もだいぶ震え、うなりや抵抗も多かった。

 俺がトイレに誘導して介助した際の父親は、便座からの立ち上がりや前への突っ込みがあるのはいつものことだが、その勢いが今日はすごかった。

 前回の往診で処方された花粉症の薬(ドライシロップ)を、今日からスギ花粉症のシーズンが終わる頃まで、夕食時に俺が、ぬるま湯で溶いて父親に飲ませることにした。

 精神病院から出されている複数の薬に加えてだから、飲ませる俺は大変だ。
 一番大変なのは、多くの薬を飲んで(飲まされて)いる父親だろうけれど、そこを深く考えたら、何もできなくなる。
 服薬については、順番、タイミング、飲ませ方などを工夫し、なるべくスムーズに、なるべく不快さを感じずに飲んでもらえるよう努力することに、俺は集中しようと思っている。

 デイサービスから帰宅して以降の父親が、いつもより強く抵抗し、姿勢・動きの不安定さについても、いつもより転倒・激突の危険性が高かったので、その対応や介助で、普段から痛い俺の腰が、さらに痛くなった。


 デイサービスがあった翌日の父親は、デイサービスもショートステイもなく、一日中家にいた。

 父親は、居間の椅子に座って(座らせて)テーブルコタツに足を入れ、おちついている時間もあったが、おちつきがなくなる、うなる、手が震える、不安定に歩き回ることも多かった。

平成22~23年-冬
2011/09/23.Fri

平成22~23年-冬-(22)

 一日中家にいて往診があった日の翌日から、父親は4泊5日のショートステイだった。

 9:00過ぎに、ショートステイの送迎車が父親を迎えに家に来た。

 いつものように車椅子に座らせようとしたら、寒さのせいか、うなりながら身体に力を入れて抵抗した。
 俺は、送迎スタッフさんと一緒に、なんとか父親をおちつかせながら送迎車に乗せた。


 父親のショートステイ中、俺は薬局に行って、先日の往診で処方された父親の薬を受け取った。


 また、母親が整形外科医院を受診するので、自家用車で送迎した。

 母親は身体のあちこちの痛みで、以前から何度もここに通院しているが、定期的なものではない。

 父親の介護が大変なので、父親が家にいる時に母親が通院することはできず、また、父親が家にいない時でも、介護疲れをとるために、なるべく身体を休めることを優先せざるをえない。
 身体の痛みは、その痛みがよほど長く続くか、よほど強いものでない限り、整形外科医院などへの通院は後回しになる。

 この痛み対応については、俺も母親と同じだが。

 今回も、昨年末から肩の痛みがずっと続いていることが、主な受診理由だった(平成22~23年-冬-(9) 参照)。


 4泊5日ショートステイ5日目の夕方、父親は予定通り帰宅した。

 父親の身体が傾いていることはあいかわらずだが、今日はそれがやや強く出ている。
 反応や発声は良い。

 夜、父親を介護ベッドに寝かせる際、寝かせる前の不安定な歩き回りはよくあることだが、今夜は歌謡曲に合わせてハミングしながらだった。

 ベッドに寝かせてからは、しばらくの間、うなったり、まっすぐ伸びないヒザを立てたりしていた。

平成22~23年-冬
2011/09/20.Tue

平成22~23年-冬-(21)

 ショートステイから帰宅した翌日の父親は、デイサービスがあった。


 そのデイサービス中、(同じ施設の)ショートステイ先から家に電話がきて、昨日までのショートステイ中の俺の父親について、次のような話があった。

 歯の往診が始まる前、スタッフさんが俺の父親に、もうすぐ歯の診察が始まることを言った時、父親は、これまでで最高の笑顔を見せたとのこと。

 新しい歯科医師が挨拶した時も、その先生に対して笑顔を見せたそうだ。
 診察が始まると、口を大きく開けてくれないなど少し不機嫌になったようだが。


 また、これまで父親がショートステイに行く際、毎回俺が持たせていた、ミニカセットレコーダーと父親が好きな(かつて好きだった)演歌・歌謡曲のカセットテープは、もう必要なさそうという話もあった。

 俺がつくったカセットテープは、俺の父親だけでなく、他のショートステイ利用者さんたちにも、これまで何度か聞かせていて、良い効果が見られたらしい。

 そこでショートステイ先では、以前は主に童謡や唱歌のCDやカセットテープを利用者さんたちに聞かせていたようだが、最近は、演歌や歌謡曲のCD・カセットテープを充実させたとのこと。

 俺の父親も、家から持たせたカセットテープでなくても、ショートステイ先の演歌や歌謡曲のCD・カセットテープを聞けば、おちつくようだ。

 高齢の利用者さんたちだけが対象だとしても、「童謡や唱歌を聞かせれば良い、それで充分」という考え方は、昔はともかく今は通用しない、と俺はずっと思っていた。
 NHKのど自慢でも、80、90歳という人たちが演歌や歌謡曲を歌っているのだから。


 この電話のおかげで俺は、父親の歯については安心して新しい先生に任せられると思えたし、また、これまで続けてきたカセットテープ作りを、ようやく、やめることができる(平成21年-秋-(45)-(46)平成22~23年-冬-(18) など参照)。

 この後、ショートステイ先に持たせるカセットテープの本数を徐々に減らしていくことになり、やがて、ミニカセットレコーダーも持たせないようになる。



 デイサービスがあった翌日の父親は、デイサービスもショートステイもなく、一日中家にいた。

 朝食後の歯磨きの途中で便失禁してしまい、俺と母親は、その直後からの対応・後始末で朝から疲れてしまった。

 俺と母親の疲れを理解できるわけもない父親は、今日も手が震えるし、歩き回る。

 あいかわらず不安定な歩行なので、家でのいつものように俺か母親が手引き介助をするわけだが、今日は父親の手の爪の一部が尖っていて、俺と母親はそれが痛い。

 やむをえず、父親がおちついて椅子に座っていてくれたわずかな時間に、俺と母親の2人がかりで父親の手の爪切りをした。

 午後には(主に内科の)往診があり、次回の往診までの日数分の利尿剤、下剤や塗り薬の少なくなってきたもの、といったいつもの薬の他に、今回から、花粉症の薬を処方してもらうようにした。

平成22~23年-冬
2011/09/19.Mon

平成22~23年-冬-(20)

 デイサービスもショートステイもなく一日中家にいた翌日から、父親は4泊5日のショートステイだった。

 朝食後にトイレで座って排泄できたからか、9:30頃にスムーズにショートステイに送り出すことができた。


 父親のショートステイ中、俺は、父親の歯の訪問診療にかかわる対応に追われた。

 いささか急な話だが、父親は今回のショートステイ中に、新しい歯科医の先生の最初の診察を受けられることになった。

 父親がこれまで受診していた歯科医院に引継ぎ資料を頼み(平成22~23年-冬-(18) 参照)、その資料と父親の健康保険証やお薬手帳の写し(コピー)が、これから歯の訪問診療でお世話になる先生に今回の診察前に渡るように、俺は急いで動いた。


 俺は、飲み続けた漢方薬の効果だろう(平成22~23年-冬-(15) 参照)、しもやけのかゆみは、だいぶおさまった。
 この薬が腰痛や疲れにも効いたかどうかは、正直よくわからないが、かゆみを気にせずによくなった分、腰や疲れに配慮する余裕が少し出てきたことは間違いない。


 父親のショートステイ中の俺は、父親の入所申込をしている複数の特養(特別養護老人ホーム)へ、現状報告の書類を提出して回った(平成22~23年-冬-(16) 参照)。

 この提出先の中に新しい特養施設を造ろうとしているところがあるのを、事前に知ることができたので、ケアマネージャーさんと相談し、その新しい施設への入所申込も一緒に済ませた。

 ただ、その申込受付の担当者によると、新しい施設なのに、100人くらいの定員に対して、すでに数百人の申込がきているそうだ。


 4泊5日目ショートステイ5日目の夕方、父親は予定通り帰宅した。
 送迎スタッフさんによると、俺の父親は、歯の往診をおちついて受けられたとのことで、それを聞いた俺と母親は、ほっとした。

 父親を居間の椅子に座らせたら、あいかわらず、上半身が少し傾く。

平成22~23年-冬
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