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2012/02/29.Wed

平成23年-夏-(19)

 一日中家にいた翌日から、父親は4泊5日のショートステイだった。


 父親のショートステイ中、俺と母親、ケアマネージャーさん、父親がショートステイと(認知症対応型)デイサービスでお世話になっている介護施設の相談員さん、介護ベッドなどのレンタルを受けている福祉用具会社のスタッフさん、という5人が我が家の客間に集合する時があった。

 俺の父親の要介護度が5になったことによる「担当者会議」が、ケアマネージャーさんの呼びかけで実施されたからだ。

 会議の前にケアマネージャーさんから、先日俺が預けた、父親の新しい介護保険証を返してもらい、同時に来月の介護サービス予定表を受け取った。

 その介護保険証を俺は、介護施設の相談員さんと福祉用具会社のスタッフさんに見てもらった。
 施設には後日、そのコピーを渡すことになる。

 ケアマネージャーさんから、父親の今後の介護についての書類が全員に配られ、それを元に話し合った。

 介護施設の相談員さんからは、最近のショートステイ中の父親について、横への傾きが強すぎて、普通の椅子に座らせることが危険になってきているので、(普通の椅子より転倒という意味では安全な)ソファに座らせることが多くなった、という話があった。

 その他にもいろいろ意見交換した結果…

 来月から毎週、4泊5日のショートステイおよび1~2日デイサービスと、これまでより増やし、隔週デイサービスの曜日は、デイサービスがない時に、これまでと同じように、月1回の精神病院への通院と月2回の(主に)内科の往診を受ける。

 しかし、父親の身体の姿勢・動きが不安定で危険もあるので、前記のようにしながらも、訪問リハビリを受けられる方法を考えていく。

 福祉用具は、現在使っている介護ベッドとマットレスは本人に合っているようなので継続し、訪問リハビリを受けられるようになったら、それは正式なリハビリを受けるのに必要な診断・指示が出たことを意味するから、それに合わせて、姿勢や動きを補助・矯正する福祉用具の導入を検討する。

 このような方針で進めることになった。


 会議の後の雑談で、福祉用具会社のスタッフさんから、これまで数回、被災地に行ってボランティアに参加してきたという話があった。

 以前は埃がひどかったが、最近行った時は臭いがひどかったとのこと。

 父親の介護が「在宅」でなく「施設」だったら、かつ母親の普段の外出のために自家用車を運転してくれる人が俺の他にいたら、俺も被災地に行ってボランティアに参加したいのだが…


 介護施設の相談員さんからは、あの大地震の日からしばらくの間まともに機能していなかったこの地域の介護サービスは、徐々に回復し、今はおちついて、老人ホームの増床計画も着実に実施され、デイサービス事業所の数も増えたようだ、という話があった。

 特養(特別養護老人ホーム)やグループホームの待ち人数も少しは減り、デイサービスやショートステイに空きが出ているところもあるらしい。

平成23年-夏
2012/02/28.Tue

平成23年-夏-(18)

 デイサービスの翌日の父親は、デイサービスもショートステイもなく、一日中家にいた。

 父親の昨夜まであった足の強いむくみは、今朝、介護ベッドから起こした時には、だいぶひいていた。

 父親の足のむくみは、一晩寝て翌朝になれば、だいたいおちつくようだ。

 父親の椅子に座っていてくれる時の上半身の横への傾きが最近大きいのは、お尻下のクッションがすべりやすいからでは、と思い、替えてみたら少しだが改善された。

 今日の父親は、歩き回りが多いことはいつもと同じだが、昼頃から手足のむくみが強くなってしまったのは、いつもより早いことだった。

 俺と母親が、父親の足をできるだけ高い位置にもっていく、椅子などに座っていてくれたとしてもその時間が長くなったら適度に立たせる・歩かせるなどの努力を続けたら、だいぶ良くなった。

 今日は日中もわりと涼しかったので、エアコン(冷房)を使わなくても、父親が熱中症にならず、その点は俺も母親も助かった。

平成23年-夏
2012/02/27.Mon

平成23年-夏-(17)

 …前(下)の記事~ 平成23年-夏-(16) ~の続きです。

 俺は、ケアマネージャーさんに電話して、さっきの訪問看護ステーションとのやりとりを伝え、父親の訪問看護・リハビリをどうするか相談した。

 結論は、保留。

 訪問看護ステーションには、ケアマネージャーさんから断りの連絡をしてくれることになった。
 訪問診療・往診をどうするかも考えながら、父親に合う訪問看護・リハビリを探していくことにした。

 ケアマネージャーさんからは、次のような話もあった。

 入院中に関節のマヒ、拘縮や身体の普通ではない曲がり、傾きなどがあった、出た人は一般的に、入院中から、入院している病院で整形外科医の診察を受け、その医師の指示で入院中および退院後にリハビリを受けるのが普通だ。

 俺の父親も、そのような身体の問題が入院中に出たのだが、入院していたのが精神病院だったせいか、老年性認知症病棟だったからか、若年性アルツハイマーという病気だからなのか、入院中に整形外科医の診察を受けられず、リハビリもなかった。

 そのことが、これまでの父親のリハビリにかかわる問題・大変さの原因、始まりだろう。


 夕方に帰宅した父親は、昨日ほどではないが、手が熱く、手足にむくみがあり、体温を測ると38度近くあった。

 俺と母親が昨日と同じように対応したら、熱中症(のような)症状は徐々にひいていった。

 父親は熱中症のせいか、歩き回りは少なく、抵抗も強くはなかった一方で、身体の横への傾きがひどかった。

 俺も母親もこの傾きを見て、父親に一刻も早く訪問リハビリを受けさせたいと思ったのだが…

 夜、父親を介護ベッドに寝かせる頃には、父親の体温は37度以下になり、熱中症の症状も特に見られなくなっていた。

平成23年-夏
2012/02/25.Sat

平成23年-夏-(16)

 ショートステイから帰宅した翌日の父親は、デイサービスがあった。

 父親のデイサービス中、俺は、ショートステイ中に電話がきた訪問看護ステーションに電話した。
 ショートステイ中の電話のやりとりを思い出して、やはり不安になったからだ(平成23年-夏-(15) 参照)。

 俺は、父親の担当者になるという人(看護師)に、こちらの事情や希望を伝えながら、いくつか質問した。

Q:訪問看護、訪問リハビリを受けられる時間帯は?
A:9:00~17:00

Q:訪問看護を受け始めたら、(主に)内科の定期的な往診をやめられるか?
A:やめられない。
  これまでの(月2回の)往診に、訪問看護が月数回加わることになる。

Q:精神病院の主治医も、訪問診療(往診)の医師も、俺の父親が正式なリハビリを受けるのに必要な診断・指示を出してくれない(平成21年-夏-(51)平成22~23年-冬-(30) 参照)。
  出してくれる医師の紹介も、難しいと言われた。
  そちらの訪問看護ステーションで、そういう医師を紹介してもらえないか?
A:できない。
  家族が自分で探して。


 電話を切った後、俺は頭が痛くなってきた。

 訪問看護、訪問リハビリを受けられる時間帯が9:00~17:00では、9:30前に迎えに、16:30以降に送って来てくれることも多いデイサービスやショートステイのある日(その行く前、帰った後)に受けるのは、無理だ。

 訪問看護、訪問リハビリがある時だけ、俺が父親をデイサービスやショートステイに送迎することはできなくはないが、きつい。

 訪問看護、訪問リハビリは、デイサービスもショートステイも無い日に、あるいは無い日をつくって、受けるしかない。

 精神病院への通院と(主に)内科の往診もこれまで通り続けながら、訪問看護、訪問リハビリを受けるとすると、これまでよりもデイサービスやショートステイを減らさなければならない、という状況になりかねない。


 俺の父親が正式なリハビリを受けるのに必要な診断・指示を出してくれる医師を、信頼できる人、しかるべき人の紹介も無く一から探すことも難しい。

 今の父親が新しく受診できる医師なんてそうそういないだろうし、仮にいたとしても、父親のことを最初から説明する必要があり、それも大変だ。

 要介護度が3から5になったのに、かえって厳しくなるのか?

 次の記事に続きます…

平成23年-夏
2012/02/22.Wed

平成23年-夏-(15)

 父親のショートステイ中の、ケアマネージャーさんと俺の父親の訪問看護・リハビリに関して話した翌日、俺は父親の訪問診療(往診)を受けている内科医院に電話した。

 前日にケアマネージャーさんと打ち合わせた通り、訪問診療の先生に訪問看護ステーションの紹介を頼んだ(平成23年-夏-(14) 参照)。

 その日の内に、紹介されたという訪問看護ステーションから我が家に電話があったのだが…

 その電話してきた人は、自分が俺の父親の担当者になると言いながらも、こちらの事情や希望をよくわかっていないようで、その上、自分のペースでどんどん話を進めていくので、俺は不安になった。


 4泊5日ショートステイ5日目の夕方、父親は予定通り帰宅した。

 帰宅した時の父親は、手や額が熱く、足がいつもより強くむくんでいた。

 俺と母親が二人がかりで父親の体温を測ると、37度代後半で、熱中症のようになっていた。

 この夏、これまで我が家では、結構暑い時でも節電しなければと思って冷房(的な物)は扇風機しか使っていなかったが、父親がこのような状態になってしまい、夕方とはいえまだ暑いので、やむを得ず居間のエアコン(冷房)をつけた。

 水分補給を多めにするなどの効果もあったのだろう、夜になって父親の体温は37度近くまで下がった。

 夜になると涼しくなってきたのでエアコンは切ったが、念のため、父親の介護ベッドの枕の上にアイスノンを置いてから、父親を寝かせた。

平成23年-夏
2012/02/21.Tue

平成23年-夏-(14)

 …前(下)の記事~ 平成23年-夏-(13) ~の続きです。

 俺と母親の話を聞いたケアマネージャーさんは、毎週4泊5日ショートステイと2日(認知症対応型)デイサービスにして、デイサービスの日の朝夕に(?)原則は月2回以上の訪問看護・リハビリも受けるとなると…

 介護ベッドのレンタルも介護保険を使っていることもあり、要介護度5でも介護保険一割負担の限度額を超えてしまい、また、一割負担の部分だけでもそれなりの金額になる、という説明をした。

 それに対して俺は、空きがあればデイサービスを新しく入れたい曜日は、月1回は精神病院への通院が入ることもあって、デイサービスは隔週にして、その曜日に月1~2回の訪問看護・リハビリということにしたいが、それでも限度額を超えてしまうか? と聞いてみた。

 デイサービス・ショートステイ中に受けられるリハビリとの連携をとってもらえれば、訪問リハビリは月1回だとしても充分と思われる、ということも補足した。

 ケアマネージャーさんの答えは、それならば、微妙だが限度額内でおさまるのではないか、とのこと。

 一割負担の部分だけでもそれなりの金額になる、という点については、我が家は誰も働けない状態で、収入は父親の(非課税所得である)障害年金と、母親のわずかな老齢年金だけで非課税世帯になっていることもあり、高額介護サービス費が適用されているので…

 そこまで俺が言ったら、ケアマネージャーさんは、経済的な負担が急に大きくならないことを理解してくれた。


 ケアマネージャーさんは自分の携帯を取り出し、俺の父親が今はショートステイで行っている施設に電話して、要介護度が5になったことを伝え、希望する曜日のデイサービスに空きがあり、隔週くらいの利用でもかまわないことを確認した上で、俺の父親のために仮押さえをしてくれた。


 訪問看護と訪問リハビリについては、今の父親のことを一番よくわかっている専門家で、以前に相談したこともあって、内科の訪問診療・往診を受けてきた先生に訪問看護ステーションを紹介してもらうことになった(平成22~23年-冬-(28)-(30) 参照)。

平成23年-夏
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