FC2ブログ
2012/09/30.Sun

平成24年-春-(12)

 父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)から家に、先月分の請求書や父親の生活記録が届いた。

 父親は、全体的にはおちついて過ごしており、時折、良い反応や笑顔、(言葉にはならないが)発声や歌に合わせてのハミングなどが見られるらしい。

 メマリーについて処方が変更されたことも書いてあった。

 入所直前に5mgから10mgに増量していたが(平成23~24年-冬-(23) 参照)、先日、特養の嘱託の精神科医に相談した結果だろう、標準量の20mgになったそうだ(平成24年-春-(2) 参照)。

 父親の良い反応や笑顔は、メマリー増量の効果もあるのだろう。


 アリセプトがゼリーから錠剤になったこともあり(平成24年-春-(5) 参照)、現在、精神科医の先生から処方されている父親の薬は、次のようになる。

○アリセプトの錠剤を毎日朝食時に1錠
○メマリー(錠剤1個を砕いて粉にしたもの)を毎日朝食時に1包
○おちつきなさや興奮を抑えるシロップ薬を毎日朝昼夕食時に数cc(再入院前から同じ量)ずつ(平成21年-春-(14) 参照)
○興奮や不安を抑える液体の薬を毎日夕食時に1包(平成21年-夏-(67) 参照)
○鎮静剤の粉薬を毎日朝昼夕食時に1包(平成23年-春-(1) 参照)

 これに加えて、毎回ではなく少なくなった時だけ出してもらう頓服薬として、精神的に不穏になった、なりそうな時の、夕食時のものと同じ「興奮や不安を抑える液体の薬」がある。

 アリセプトとメマリーは標準量だが、それ以外は父親に合わせた、標準量や平均量より少ない、必要最低限の量になっている。

平成24年-春
2012/09/28.Fri

平成24年-春-(11)

 4月中旬になっても、毎年のことだが、俺は花粉症に悩まされている。

 皮膚科医院で出されている蕁麻疹の薬が花粉症の薬でもあるので、それを飲み続けている効果だろう、ひどい症状は出ない。

 それでも外出時はマスク、帽子、花粉症対策サングラスなどが絶対に必要で、これらは本当にうっとおしい。


 今も週に2回ほど、俺が自家用車を運転して母親と一緒に、特養(特別養護老人ホーム)に入居している父親に会いに行き、顔拭きや目ヤニ拭き取りなど、できることをしている。

 父親は全体的にはおちついているが、うなったり、手引き歩行中に急にふらついたりすることがある。

 この頃の面会の際、スタッフさんに伝えた上で、家から持ってきた父親の春服を父親の部屋の衣装箱に入れて、そこにあった冬服を家に持ち帰った。


 俺は、この地域の介護にかかわる家族会の事務ボランティアに、週2~4日、1日あたり3~5時間ほど行っている(平成24年-春-(9)平成24年-春-(10) 参照)。

 前の会計担当者の記帳に間違いが多く、一つ一つ検証して直していく作業は、本当に大変だ。

 どうしても数字が合わなくて行き詰まってしまい、仕方なく時間をかけて、ありとあらゆる原因を調べたら、数か月前に(前の担当者が)しなければならなかった会計ソフトのアップデートを済ませていないせいだった。

平成24年-春
2012/09/26.Wed

平成24年-春-(10)

 …前(下)の記事~ 平成24年-春-(9) ~の続きです。

 決算作業をしているのだから、この家族会の事情と財政状況は完全にわかる。
 出せるのに出さないのではなく、出せないのだ。

 この家族会は、この地域にそうたくさんの会員がいるわけではなく、その一方で全国組織の一県支部であり、多くはない会費の半分以上を本部に持っていかれてしまう。
 この支部への寄付金なども、それほど期待できない。

 本部が認めた(全国的な、他の多くの支部もやっている)事業なら本部からお金がおりるし、公的な性格が強い事業なら自治体などから助成金が出ることもあるが…

 この地域の行政の支援やサービスが届かない・届きにくいところに、その実情に合わせてこの家族会が独自の、地域密着の活動をする資金はこの支部で用立てるしかなく、それは現状、無理だ。

 例えば、この地域に若年性認知症専門の支援やサービスが無いために非常に困っている多くの若年性認知症の人やその家族のために、この家族会が積極的かつ具体的な活動をすることは非常に難しい。

 そのような活動ができない理由として、お金の問題だけではなく、遠くの本部は法人格を持っているが、この地域の支部自体は法人格を持っていないこと、この家族会の本来の姿勢・活動内容(平成24年-春-(6) 参照)などもあるようだが…

 お金の話に戻ると、本部が認めた、あるいは助成金が出た事業のボランティアならともかく、会計など普段の仕事・活動のボランティアに出せるお金など、ありえない。


 俺は、この家族会のボランティアをがんばっても、1円にもならないことと、この地域の若年性認知症の人のために役立ちたいのに(これまで、これから7-(3) 参照)、それもできないことがわかったのだが…

 この会計に加えて、会報作成などもすることになった。

 その理由は…

 俺には、特養(特別養護老人ホーム)に入居しているとはいえ、面会も含めていろいろ対応しなければならない父親がいて、自家用車がないとほとんど何もできない地域なのに運転できず、俺がいろいろと手助けをしなければならない、世話をしなければならない母親もいる。

 現在、父親と母親のために俺がしていることを、他に頼める人はいない。

 なにより俺自身が、長年の在宅介護で身体に痛みなど問題を抱え、できることに制限が多い。

 この家族会の役員の一人から、俺がこのボランティアをがんばれば、こういう状況の俺でもできる(事務のパートやアルバイトになるだろうが、ちゃんと給料がもらえる)仕事を紹介するような話があったので、俺はしばらく、可能な範囲でこの事務ボランティアを続けることにしたのだが…



ランキングや拍手をクリックして応援していただけると、うれしいです。

  
平成24年-春
2012/09/24.Mon

平成24年-春-(9)

 俺は、この地域の介護にかかわる家族会のボランティアを始めた(平成24年-春-(6) 参照)。

 会計担当者が急に辞めてしまったとかで、俺が、ろくに引継ぎや説明も受けられないまま、決算作業を含めた会計の仕事をすることになってしまった。

 俺は会社で会計の仕事をしていたとはいえ、長年父親の介護に専念せざるをえなくて、その前の話だから、だいぶ昔のことだ。

 今回のボランティアを始めた段階では、会計のことを正直忘れていて、だいぶ戸惑ったが、進めていくうちに少しずつ思い出してきた。


 この家族会は、それなりの年金あるいは(他の仕事での)給与を受け取っている本人やその配偶者で、それなりに自分の自由な時間もとれる人たちの、主に無償ボランティアよって運営されているだろうとは、俺も思っていた。

 とはいえ、俺は急に頼まれて、ほとんど一人で、かつてそれなりの給料をもらっていた仕事のレベルに近いことをするのだ。

 だから、少なくとも交通費(家と家族会事務局往復の自家用車ガソリン代)は出してもらえるだろうし、仕事復帰の第一歩としてはこういうのも良いか、と思ってこのボランティアを引き受けたのだが…

 結局、1円も出なかった。

 次の記事に続きます…

平成24年-春
2012/09/22.Sat

『認知症のお年寄りが落ち着く 食事・排泄・入浴ケア』を読んで

 このブログに登場する‘父親’が特養(特別養護老人ホーム)に入所したこともあって、私(作者oretomo)は、施設介護や特養にも強い関心を持つようになりました。

 そこで、まず図書館で特養にかかわる本を探してみて、その中から『三好春樹+特養ホーム諏訪の苑 認知症のお年寄りが落ち着く 食事・排泄・入浴ケア』を借りて、読んでみました。


 その感想は…

 やはり「認知症のお年寄り」のことを考えている内容なので、若年性認知症の人の(施設)介護に、そのまま全部あてはめるわけにはいかないだろう、と思いました。

 読む人の立場によって感想や評価がはっきり分かれるような気がしました。

 そこまで思想的・哲学的・政治的なこと、そこまで医療に対して踏み込んだことを書く必要があるのかな? と疑問に感じる部分もありました。


 それでも、介護に直接かかわる部分については、いろいろ勉強になったと思います。

補足と意見
2012/09/20.Thu

平成24年-春-(8)

 4月になっても俺と母親は、家の片付けを続けながら、特養(特別養護老人ホーム)に入居している父親に週2回くらいは会いに行き、できる範囲の介護をしている。

 週に1回は公民館に行って、母親は趣味教室に、俺は健康体操教室に参加している。


 そんな生活の中、俺は日常の何気ない動作をした時、腰に鋭い痛みが走った。

 強い痛みがおさまるまで数日かかり、その間に母親の68歳の誕生日が過ぎていた。

 父親が特養に入所したことによって俺の介護負担はだいぶ減ったが、やはり、在宅介護中にひどく悪化した俺の腰は、もう完全には治らないのだろう。

 股関節とヒザの坐骨神経痛も、以前より痛みが小さくなった気もするが、続いている。

平成24年-春
 | HOME | Next »