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2013/10/29.Tue

平成25年-夏-(10)

 6月末頃も俺と母親は週2回くらい、特養(特別養護老人ホーム)に入居している父親に会いに行った。

 家から父親の半袖パジャマを持って来て、その分、押入の衣装箱に入りきらなくなった長袖パジャマを持ち帰った。


 父親を手引き歩行していたら、後ずさりや(意味不明の)発声、いつも以上に手が震えるという状態になり、俺と母親がトイレに誘導すると、久しぶりにトイレで排便してくれて、その後はおちついた、ということがあった。

 この時は嬉しかった。


 いつもとは逆の方向に身体が傾く、足首の角度に無理がある、介助していた俺の腰が悲鳴を上げそうになる、という時もあった。

平成25年-夏
2013/10/26.Sat

平成25年-夏-(9)

 父親の介護保険証の更新に伴う要介護認定の結果通知が、家に届いた。

 要介護度は「5」で継続ということだ。

 父親を介護することは、2年前の更新時と比べて更に大変になっているから、当然の結果だろう。

 もちろん在宅介護だった2年前とは違って、良い特養(特別養護老人ホーム)に入居しているから、症状の進行は少しずつだし、俺と母親の負担はだいぶ減ったが。

 通知の中の、要介護度を決定した理由欄は、今回も空白だった。

平成25年-夏
2013/10/24.Thu

平成25年-夏-(8)

 6月下旬の俺は、会計資格の試験には合格したし、その受験(勉強)で悪くしたと思われる腰痛と坐骨神経痛もある程度おちついたので、早くパソコンの資格(平成25年-春-(21) 参照)を取って就職活動を再開したいと思ったのだが…

 俺の会計資格の受験もあって、前回の5月末頃から約二十日ぶりに俺と母親は、特養(特別養護老人ホーム、父親のところとは別)に入居している祖母に会いに行った。

 祖母は、俺の母親の実母であり、100歳を超えている。
 夫(俺からすると母方の祖父、俺の母親の実父)に先立たれて数年後、脳梗塞で倒れて、それによる麻痺と脳血管性認知症で、もう何年も寝たきりだ。

 祖母は、前回までと同じようにベッドに寝ていて、胃ろうの食事中だったが、前回までと違うことがあった。

 胃ろうの液体の色が、前回までの白(に近いクリーム色)ではなく、透明だった。

 スタッフさんに事情を聞くと…

 俺と母親が前回ここに来た数日後、祖母の血中酸素濃度が低下したことなどから、この特養の嘱託医の先生が、祖母は終末期に入ったと判断し、胃ろうの液体を(白い)栄養剤から(透明の)スポーツドリンク(だけ)に切り替えたということだ。

 俺は悲しみを感じた一方で、「寝たきりで胃ろうの認知症の人が終末期を迎えるとは、こういうものなのか」と思った。

 スタッフさんによると、「終末期に入られたことは長男(俺の母親の兄、俺からすると叔父)さんには伝えまして、ご兄弟(俺の母親を含む兄弟姉妹)には長男さんから連絡が行ったと思っていました」とのことだが、いつものごとく、我が家にはその連絡が無かった。


 帰宅後に母親は、自分の母親が終末期になり、いつ亡くなってもおかしくないから、これまでの半月くらいに1回ではなく、週に1~2回は会いに行きたいと言い出した。

 スタッフさんによると、俺と母親以外が祖母に面会に来ることはほとんど無いそうで、母親の希望はそういう事情も含めてだろうし、祖母には俺も、特に子供の頃にお世話になったから、了解したが…

 祖母が入居している特養に行くには、この地域の交通事情や、他に頼る(自家用車で同行・送迎してくれる)人がいないこともあり、俺が自家用車を運転して同行するしかない。

 週2回くらいの父親との面会も減らせない、減らしたくないし、それに同じくらいのペースの祖母との面会が加わるとなると、俺は資格試験や就職を、祖母のことがおちつくまで後回しにするしかない…

平成25年-夏
2013/10/21.Mon

平成25年-夏-(7)

 6月も下旬になった。

 あいかわらず俺と母親は週2回くらい、特養(特別養護老人ホーム)に入居している父親に会いに行っていて、父親の歯の往診と重なる日があった。

 歯科医の先生と2人の歯科衛生士さん、合わせて3人が来ていた。

 俺と母親が、二人がかりで父親を部屋に移動させようとしていた時に父親の往診の順番が来て、先生の指示で、父親の部屋の前でモジュール車椅子に座らせて診察することになった。

 俺は以前、ソファで検診を受ける父親に付き添ったことがあり、「なぜ今回は、モジュール車椅子なんだろう?」と思ったら、歯科衛生士さんから、「モジュール車椅子にヘッドレストがついてからは、ここに座ってヘッドレストに頭(後頭部)をつけてもらう形が一番診やすいんです」という話があった。

 俺は、父親が少しでも楽に診察を受けられるよう、父親の鼻水をティッシュで吸い取った。

 診察が始まると、あいかわらず父親の口の空き具合が小さく、開け続けてくれないが、先生によると以前よりはましらしい。

 一通り診てもらった後、一か所、詰め物をする治療をされた。

 俺は、先日受け取った父親の検診結果の、緊急な治療が必要な歯(平成25年-夏-(4) 参照)について先生に聞くと…

 奥歯で、治療は確かに大変だが、薬を塗るなどの応急処置はしており、歯がグラグラしたり、そのあたりが腫れたりしたら、少し無理に口を開けてもらってでもなんとか治療するが、まだ、その段階までは進んでいないとのこと。


 歯の往診の後は、父親の歯の受診疲れに配慮しながら、いつもの面会をした。

 蒸し暑い気候になってきたので、家から夏用の(吸汗速乾・接触冷感という)クッションを持って来て、モジュール車椅子の座面に敷いた。

 昨年の夏の終わり頃、夏物処分セールで安くなっていたのを買ったもので、これで暑い夏を少しでも快適に過ごしてほしいと思う。

平成25年-夏
2013/10/18.Fri

平成25年-夏-(6)

 会系資格の検定試験の合格発表の日になり、俺はインターネットで合格者の受験番号リストを見たら、合格していた!

 俺は喜んだし、報告したら母親も喜んでくれたが…

 それからほどなく、この地域の介護家族会の会報が、今月号も届いた。

 しかも、「今年度の会費を納めるように、納めなければ来月から会報を届けない」という手紙付きだ。

 俺の前年度中に提出した退会届(平成24~25年-冬-(37) 参照)が家族会の責任者に放置されていたことが、そして、今年度の年会費を納めないという理由で退会させられることが、はっきりとわかった。

 俺の合格の喜びは、完全に打ち消された。

平成25年-夏
2013/10/16.Wed

平成25年-夏-(5)

 俺は腰(椎間板ヘルニア)と太もも裏(坐骨神経痛)の痛みが強かったものの、週2回くらいは母親と、特養(特別養護老人ホーム)に入居している父親に会いに行った。

 しかし、俺は自分の身体の痛みで、父親の介助をするのが本当にきつかった。

 こんな時に限って、父親の身体の横への傾きが非常に強い日があり、何度も姿勢を直さざるを得なくて、その度に俺の腰は非常に危険な感じになった。

 スタッフさんから、最近、父親の排尿(失禁)リズムが良くなくて、また、排便がなかなか出ないので下剤の量を増やすことになるかもしれない、という話があった。

平成25年-夏
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