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2014/01/30.Thu

平成25年-秋-(28)

 11月中旬も俺と母親は週2回くらい、特養(特別養護老人ホーム)に入居している父親に会いに行った。

 寒い日があり、この秋初めて、3人で父親の部屋にいた時だけ父親の部屋の暖房をつけた。


 父親の部屋の棚の上に、バスタオルと着替え、替えのリハビリパンツ・尿取りパッドがまとめて置かれていることがあった。

 父親・母親・俺の飲み物を持ってきてくれたスタッフさんが、「昨日入浴する予定でしたが、日中(の入居者の入浴時間)は男性スタッフが一人もいなくて、今日(の面会→昼食→訪問マッサージの後)にずらしました」と説明してくれた。


 父親は、良い表情(笑顔?)を見せてくれることもあった。

 スタッフさんに、12月上旬に父親のヘアカットをしてくれるよう頼んだ。
 そのスタッフさんは、この施設を定期的に訪問する理髪師さんに予約してくれた。

平成25年-秋
2014/01/28.Tue

平成25年-秋-(27)

 11月中旬の俺は風邪や腰痛のせいで、父親との面会にはなんとか行ったが、ハローワークには行けなかった。

 父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)で、入居者家族などがボランティアとして参加する大掃除が今年もあった。

 俺の風邪は治ってきていたが、参加すれば父親との面会より長く施設にいることになって、入居者さんやスタッフさん、他の参加者さんたちにうつす可能性が高くなるだろうと思って参加せず、母親の送迎だけした。

 この日の母親は足を引きずっておらず体調も悪くなかったそうだが、仕事内容は、スタッフさんに配慮してもらったようだ。


 父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)から、父親の先月分の請求書や生活記録が届いた。

 10月中の父親は、身体の横への傾きが非常に大きい時があったようだが、全体的にはおちついていて、笑顔も多く見られたようだ。

平成25年-秋
2014/01/26.Sun

平成25年-秋-(26)

 11月中旬になると、一時的にだが、雪が降った。

 俺は風邪をひいてしまったが、それでも症状がおちついた時に週2回ほど母親と一緒に、特養(特別養護老人ホーム)に入居している父親に会いに行った。

 この時期から少しずつ、父親の冬物の衣類を家から持ってきて、その分、父親の部屋の押入や衣装箱に入りきらなくなった秋物を、家に持ち帰った。


 父親の前かがみが非常に強い時があって、俺と母親はどうするか迷ったが…
 スタッフさんから聞いていた父親の排泄状況からすると、そちらの問題ではなさそうだ。

 よく見ると、父親は前かがみというより背中を丸めている感じだ。

 施設内では暖房が効いているとはいえ、父親の上半身の衣類は下着シャツの上に長袖シャツという2枚だけだったので…

 俺と母親は、父親は寒さを感じて背中を丸め、それが前かがみのように見えているのではないかと思い、家から持ってきていたカーディガンをその上に着せてみた。

 すると、前かがみは小さくなった。


 俺と母親が会いに行くと、父親はだいたい共同スペースのソファに座っていて、軽くマッサージした後、父親を手引き歩行で部屋に誘導するのだが、身体がだいぶ横に傾いていたり足首の角度に無理があったりして、歩行が非常に不安定な場合が多い。

 父親の部屋で普通の肘掛椅子に座らせて、音楽番組DVDを見せたりしながら整容面での介護などをしてしばらく過ごした後、共同スペースに戻る際の歩行は、部屋に来る前よりは安定する傾向がある。

 ソファに座らせていれば、横に長くて座面が広いので身体が横に傾きすぎても大丈夫だが、横に大きく傾いて、父親の硬い身体がそのままになりがちだ。
 また、座面が低くて沈む分、不意に立ち上がって転倒するリスクは低くなるが、ヒザ関節などの拘縮があるので、足首の角度に無理が出てきてしまう。

 普通の肘掛椅子やモジュール車椅子に座らせていれば、肘掛けによって上半身の傾きはある程度抑えられるが、椅子と一緒に横に倒れてしまうリスクがある。
 また、足首の角度などは正常に近くなるが、不意に立ち上がって転倒するリスクがソファより高くなる。

 やはり転倒のリスクを重視しなければいけないから、ソファに座らせておく時間が長くなるのは、やむを得ないんだろうな。

平成25年-秋
2014/01/24.Fri

平成25年-秋-(25)

 …前(下)の記事~ 平成25年-秋-(24) ~の続きです。

 今回の企画で質されなければ…

 60代半ばにアルツハイマー型認知症を発症したことがチラシなどから推測され、60代終り頃にアルツハイマー型認知症と診断されたと番組内ではっきり紹介された人が、70代半ばになってもあれだけしっかりしていることが「事実」になってしまう。


 「事実」ならば…

その人とその配偶者を支援してきた、この地域の認知症の家族会が語る、これまでやってきた(老年性認知症と分けない)若年性認知症の人とその家族への支援が絶対的な説得力を持ってしまうことであり、もはや俺の出る幕は無い。

 アルツハイマー型認知症になって相当の年数が経つのに、ここまでしっかりしているのは本当に珍しく(良い意味で、すごいこと)、その本人がテレビ出演までしている訳だから、このことを日本中に積極的に伝えようとしないことは、明らかに不自然なのだが。


 「事実」ではなく、ウソがあれば…

 最近ではホテル飲食メニュー虚偽表示が次々と公表されているように、いつかばれる。

 先日放送された認知症フォーラム(平成25年-秋-(11)平成25年-秋-(12) 参照)にウソがあれば、ウソ自体はもちろん、今回の企画で質されなかった、あるいはウソに触れられなかったことも、いつか知られてしまうだろう。

 もし今回の企画で、俺が(今後の)取材を受けたりテレビ出演したり自分のNPOが取り上げられたりしたら…

 (俺がかかわっていない)認知症フォーラムのウソがばれるなどした時に、そのウソに深くかかわって今回の企画でも出演などした人々と(同じ企画に出演していたということで同類と見られて)一緒に信頼を失いかねない。

 信頼関係を築けなければ、信頼を失えば、何もできなくなるし、何も言えなくなる。

 そのような事態は絶対に避けなければならないし、そのような事態になるリスクも冒せない。


 そう考えた俺は結局、今回の企画のテレビ局担当者に対して正式に、取材や出演、及び番組内で俺や俺のNPOが取り上げられることを断った。

 そして、実際に質されないまま放送されたら、自分の若年性認知症支援NPO活動を完全に休止することを決めた。



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平成25年-秋
2014/01/22.Wed

平成25年-秋-(24)

 先日取材(平成25年-秋-(19) 参照)を受けたテレビ局の担当者から俺に連絡があり、今度、報道(ドキュメンタリー)番組の中で若年性認知症を特集するので、そこで俺のNPOを取り上げたい、改めて取材したい、出演を依頼したいというのだ。

 俺の若年性認知症支援NPO活動が行き詰まっているなら、活動を休止しようとしているなら、それをそのまま伝えたい、とも。

 俺は悩んだ末、活動を休止するならするで、そのけじめとして依頼に応じようと思ったのだが…

 いくつか質問して答えてもらっているうちに、先日放送された地域の認知症のフォーラム(平成25年-秋-(11)平成25年-秋-(12)平成25年-秋-(16)平成25年-秋-(17) 参照)に出演したり深くかかわったりした人々(この地域の認知症の家族会を含む)も、この若年性認知症の特集で取り上げられる・それに出演することがわかった。

 俺は、このフォーラム番組について不自然な点がいくつもあり、老年性認知症の人が若年性認知症であるかのように紹介された疑いもあることを、その裏付けを示しながら担当者に伝えた。

 俺は、このフォーラム問題について積極的に自分から話すことは無いが…
 この場合のように話題になれば、事実を話す。

 ウソをつきたくないし、もしウソをついたり隠したりしても、全体の話の中で矛盾が出てきたり話の流れが変になったりして、結局、ウソや隠していることがばれて(信用されなくなって)しまうからだ。

 俺は、「そのフォーラム(番組)に出演した、あるいは深くかかわった人々が、不自然さや疑惑を質されることもなく今回の若年性認知症の特集で取り上げられる・出演することはおかしい」と今回の企画担当者に言った。

 担当者は、その不自然な点や疑惑、その背景には納得しながらも、「今回の企画に直接の関係は無く、質すことはありません」と俺に言った。

 この県内の行政・関係団体・認知症の家族会などが後援するフォーラムで、軽度・初期の老年性認知症の人が若年性認知症の発症・診断からだいぶ経ったかのように紹介されたことは、若年性認知症と関係が無いのか?

 この背景には、この県内の本当の若年性認知症の人とその家族の大変さや真の要望が無視・軽視あるいは誤解されてきたこと(平成24年-秋-(33)平成25年-春-(11) など参照)があるのに…

 不自然な点や疑いを質さないことが、テレビ局としての正しい姿勢なのか?
 個人だけでなく(平成25年-秋-(16) 参照)、メディアまで黙ってしまうのか?

 こうなることを俺は、予想していない訳ではなかったが(平成25年-夏-(18) 参照)。

 次の記事に続きます…



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平成25年-秋
2014/01/20.Mon

平成25年-秋-(23)

 11月になったこともあり、俺は祖母が亡くなったこと(平成25年-夏-(17) 参照)を知らせる喪中ハガキを作り、発送した。

 業者に頼むような経済的余裕はないから、最低限知らせる先の枚数の胡蝶蘭ハガキを郵便局で買ってきて、俺が家のパソコン(とプリンター)で作った。


 ある日、スーパーに買い物に行ったら、かつて父親が通っていた小規模多機能施設のケアマネージャーが、配偶者や子供と買い物に来ているのを見かけた。

 父親が短期間でそこに通えなくなった時、「その原因は、本人と家族にある」と言い切った人だ(平成20年-春-(6) 参照)。

 どうして、そんなひどい人間が自分の家庭を持てて、ひどいことを言われた俺の方が自分の家庭を持てないのだろう?

 「ここは、ウソをついたり責任を他人に押し付けたりした人が幸せになれる地域・国・社会だから」と言われれば、それまでだが…

平成25年-秋
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