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2016/04/24.Sun

熊本地震が発生して…

 熊本・大分を震源とする地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。


 4月14日に最初の大きな地震が起きて、その後で私(このブログ作者oretomo)は、これから余震が続いても最初のように大きなものにはならず、徐々におちついていくだろうと思い…

 16日か17日に、このブログ本編の東日本大震災の部分についてご案内するような記事を書いて、UPするつもりでいました。

 しかし、16日の早朝に「本震」が発生して、その後も大きな地震が続くという前例のない事態になり、被災地の方々の悲しみと苦しみを思い、また‘前例’を紹介することに疑問を感じ、何も書けなくなってしまいました。


 最近、ようやく被災者の方々の生活再建という話が出てくるようになり、私は…

 前例のないこと・想定外のことが起きる、防災・災害に対する事前の備えにも限界がある、ではどうすればいいのか? ということを考えるようになりました。


 平時、つまり大きな災害などが起きていない時期に、直接的な防災・災害対策以外の政治・社会的な取り組みとして、どうすればよいか、何をすべきか、ということになると思います。

 また、想定外を無くすといっても、この国のあらゆる場所で同時多発的に大災害が起こることまで想定するのは非現実的だと思いますので、その想定をしないとすれば、大災害の被災地の周辺には、ライフラインが無事で、物資の心配も少ない地域があるはずです。


 大きな地震が起きる前の時期に全国どこでも、在宅介護、ひとり親の子育てで追い込まれる等、本当に困って・苦しんでいる人々を政治・社会・地域がしっかり支援していれば…

 大きな災害が起きて多くの人々が本当に困って・苦しんでいる状態になっても、少なくとも、どういう支援が必要かで戸惑うことや支援のミスマッチは少なかったのではないでしょうか?


 大きな地震が起きる前の時期に、ちゃんと(数も質も充分な)保育士がいる保育所が全国どこでも充分にあれば…

 被災地の小さな子供たちを一時的にでも周辺地域(被災地からなるべく近くて、ライフラインが無事で、物資の心配も少ない地域)の保育所に預かってもらうことができて、少なくともずっと避難所(車中泊を含む)にいるよりは良かったのではないでしょうか?


 大きな地震が起きる前の時期に、ちゃんと介護士がいる高齢者施設・障害者施設が全国どこでも充分にあれば…

 被災地の(介護や介助が必要な)高齢者・障害者の多くが一時的にでも周辺地域の施設に滞在することができて、少なくともずっと避難所にいるよりは良かったのではないでしょうか?


 大きな地震が起きる前の時期に、全国どこでも、公営住宅だけでなく空き家やアパートなどの空室について、所有者と役所が協力して、本当に困っている人がすぐに低い家賃で入居できる仕組みがあれば…

 被災した方々は震災直後から、一時的にでも周辺地域のそのような家で、ゆっくり休むことができたのではないでしょうか?


 平時、つまり大きな災害などが起きていない時期に…

 正しい努力をしているのにずっと困って・苦しんでいる、あるいは、本当に困って・苦しんでいても誠実に努力している…

 そのような人々のことを最優先に考える政治・社会・地域であることが、一番の防災・災害対策であるように、私は思いました。


 今さらと言われることを承知で、あえて付け加えるなら、この国は東日本大震災が起きた後、大きな地震や火山噴火が起きやすい時期に入ったと言われるようになったのですから…

 東京オリンピック(など多くの新しい建設事業が伴うイベント)の誘致は断念し、全国的に建物の耐震基準を厳しくして耐震化することを優先させるべきだったでしょう。



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補足と意見
2016/04/03.Sun

精神科の廃止が決まった市立病院、その後…

 以前の記事「平成27年の年の瀬に」の中の、精神科が廃止になると報道された市立総合病院の、その後についてです。

 その病院のホームページの中に「外来診療日程表」があるのですが、確かに、3月のそれにあった「精神科」が4月のには、ありません…

 インターネット上で見られる新聞記事によると、その市の市長などは「廃止」でなく「休止」だと言っているようですが、「先の見えない休止」は「廃止」と同じでしょう。

 その精神科に3月までいた医師は「退職」したことになっており、そう言われると高齢で引退したり、あるいは開業医になったりするような印象を受ける方も多いと思われますが、実際は…

 もともと、その県内にある国立大学医学部附属病院から派遣されていて、当の市立病院への派遣が終わり、4月から他の病院に派遣されるということのようです。

 そうであれば当然、それなりに大きな市立病院の精神科を廃止に追い込んでまで医師が派遣される県内の他の病院・地域はどこなのか? ということを多くの人が知りたいと思うでしょうが、それに関する情報は、今のところ見つかりません。

 そもそも、精神科の医師不足が根本的な問題ということであれば…

 その県出身で、その県の国立大学医学部を卒業して、その附属病院の精神科の医師になり、長年働いて多くの患者を引き受けていた人が県外の大学・その附属病院に行ってしまった(平成27年の夏の雑感-2 参照)、という事実が全く話題になっていないようであることも、不自然でしょう。

 以前から何度も、同じような気持ち・感情になっていますが… 

 平和や人権を軽視・無視する国家によく見られる情報・言論統制のような、あるいはジャーナリズム・メディアがその使命を放棄したかのような、嫌なものを感じます。



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補足と意見
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