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2017/05/28.Sun

平成26年-夏-(19) おじいちゃん

 今年の夏も、家では節約のために扇風機だけでしのいできたが、7月下旬になると本格的に暑くなってきて、やむを得ずエアコンを最低限だが使うようになった。

 昼は蒸し暑く、その後で夕立になる日もあった。


 弟夫婦が、小学校高学年の子供の通知表を学校に受け取りに行かなければならない日があって、その間、小さい子たちを家で預かって俺と母親が面倒をみたが…

 こういうことは、これまでも何度かあり、いつものように遊び相手は、俺がTOEIC学習を中断して担当した。

 この子たちには、同じ目線で一緒に遊んでくれる、やさしい「おじいちゃん」のような存在が必要なのだろう。

 本当のおじいちゃん、つまり俺の父親が重度の若年性アルツハイマーでなかったら、そういう存在になっていただろうと思うが、もはやかなわない…

 俺の母親は体力的についていけないし、他の親戚にもいろいろ事情があって、その役割を果たせるのは、俺だけのようだ。

 この子たちが、ある程度話せるようになった時期に、俺の弟は俺のことを「おじちゃん」と呼ばせようとしていたのに、何度も「おじいちゃん」と呼び間違えた。

 その理由は、「おじいちゃん」と「おじちゃん」の違いが「い」だけで紛らわしかった、だけではないだろう。

 俺は「おじいちゃん」のような存在であること、時々「おじいちゃん」と呼ばれることを別に嫌ではなかったが、できるだけ早く「公共のメディアや場でウソをつく側に行かなくても、ちゃんと仕事をしているおじちゃん」にもなりたい、と思った。


 公共のメディアや場でウソをつく側が、この県では多数派で、またそちら側にしか俺の本来の資格や経験を活かせる仕事がないので…

 この県内で俺が、そちら側に行かずに仕事をしようとするのは、協力を得られにくい、俺の本来の資格や経験は役に立たない、ということになり、非常に厳しい。

 しかし今、この県から俺は(両親を見捨てて)出て行けないから、公共のメディアや場でウソをつく側との関わりが薄くて、これまでの資格・経験と関係ない、かつ俺の身体と時間が許す仕事につながる資格や技能を(この歳になっても)新しく身につけるしかない…

 と俺は改めて自分に言い聞かせて、父親と母親のための時間と、弟の小さな子たちと一緒に遊ぶ時間以外は、TOEICの学習に打ち込んでいる。



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平成26年-夏
2017/05/27.Sat

平成26年-夏-(18) 目の充血

 7月下旬に入った頃、俺と母親が、特養(特別養護老人ホーム)に入居している父親に会いに行くと、父親の目が充血していた。

 介護スタッフさんによると、目の周りに薬を塗っているそうだ。

 目の充血なら、まず目ヤニをやさしく拭き取って目の周辺をきれいにしてから、目薬をつけたり冷やしたりするのが普通だと俺は思うのだが…

 そういうことはなく、目ヤニなども残っていて、いきなり薬が塗られている。

 眼科ではなく、内科の医師の判断による処置らしいことも気になったが、眼科の医師に特養に来てもらうのは難しいらしく、仕方がないのか…

 良くならなければ病院に連れて行ってくれて、眼科の医師に診てもらえるだろうから、様子を見るしかない。


 俺は、この特養の「介護」は、この市内ではトップクラスの良さだと思うが、医療、つまり病院・医院との提携については疑問に思うようになってきた。

 内科の往診が週1回、精神科の往診が月2回、歯の往診が月1回、基本的にはこれだけのようで、そして3つとも病院・医院が異なるので、連携にも少し不安がある。

 約1年前に亡くなった俺の祖母(俺の母親の実母、平成25年-夏-(17) 参照)が入居していた特養は、もっと往診が充実していた。

 父親の特養の入居待ちをしていた時、もちろん、待機人数が多すぎて特養を選ぶ余地などほとんどなかったが、施設の「介護」については考えていても、「医療」までは正直、深く考えていなかった…


 今さら悩んだり後悔したりしても、仕方がない。

 俺と母親は今、父親のためにできることをした。

 俺は2週間に1回くらいのペースで、晴れている日に父親のシェーバーを、ハンドソープを使って水洗いしている。

 父親の部屋につくとすぐ、この水洗いをして、タオルで拭いてから窓際の晴れの日差しが当たるところに置いて乾かし、帰る直前に組み立てて、シェーバーオイルをつける、というやり方だ。

 今日は晴れていたし、前回から2週間くらい経っていたので、この作業を俺は行なった。

 スタッフさんが持ってきてくれた飲み物を、母親が介助して、父親に飲ませた。
 父親の飲み物は、少しだけトロミをつける、という形でおちついたようだ。


 父親の目は少しずつ良くなって、7月末には、特に充血は見られなくなった。



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平成26年-夏
2017/05/21.Sun

平成26年-夏-(17)

 7月中旬に入ると台風に刺激された梅雨前線による大雨が降り、俺の家から車で約1時間の地域で、ひどい洪水被害が出た。

 その後は、夏台風が過ぎた後の暑さになった。

 俺はだるさがひどく、血便も出てしまったが、歯科医院の受診までには、なんとか体調を持ち直せた。


 俺は定期検診を受けている歯科医院で、親知らずを抜いた(平成26年-夏-(10) 参照)。

 抜歯の時は、その歯と周辺の麻酔を充分にしていたので痛くはなかったものの、ゴリゴリという嫌な音が長く続き、だいぶ無理に抜かれていることがわかったが…

 それでも、なんとか終わった。


 その後しばらくの間、予想されていたことだが、麻酔が切れてからは痛みや違和感が強く、抜いた歯のところの頬の腫れがなかなかひかず、頭痛や発熱も出ることがあり、厳しかった。

 痛み、そして痛みなどによって口がうまく動かない状態が続いたために、TOEICの学習が大きく制限されたことも、きつかった。


 父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)から、父親の先月分の請求書や生活記録が届いた。

 だいたいは、面会の時に聞いている話だった。

 6月初めの熱中症の症状が強く出ていた頃は、関節の拘縮が悪化しないように受け続けている訪問マッサージは控えられたようで…

 その後に再開したが、マッサージ師さんから特養スタッフさんに、俺の父親の身体が以前よりも硬くなっているという印象が伝えられたらしい。


 7月下旬にさしかかる頃になると俺は、親知らずを抜いた後のやむを得ない対応として、解熱鎮痛剤を飲んだり、できるだけ身体を休めたりしていたからだろう…

 ようやく、腰痛がおさまってきた。



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平成26年-夏
2017/05/20.Sat

目次の追加、過去記事の修正-12、文春

 「目次」に「平成26年-夏」を追加しました。

 全ての記事をUPし終えておりませんから、サブタイトルや説明はとりあえずのもので、変更する可能性があります。


 本編を古いものから順に一つ一つ行う過去記事の修正は、「目次」で上から順に「平成21~22年-冬」まで終わっています。

 この「修正」の目的は、誤字脱字を直したり、言葉遣いや段落の体裁を整えたりしながら…

 あくまでも事実に即してですが、ブログ全体の整合性がとれるように、よりわかりやすくなるように単語や文章を変更・追加しています。

 細かい事実もしっかり伝えるべきだと思い、各方面に遠慮して書いてこなかったこと(の一部)も書き加えています。

 修正の終わった部分は以前より読みやすくなっていると思いますし…

 修正によって全体的な雰囲気・印象も変わっていると思いますので、よろしければ読み返してみてください。


 ところで、今週は「週刊文春」自体のことが話題になっていましたが、以前このブログで次のような記事を書いていましたので、よろしければ読んで(読み返して)みてください。

 NHKスペシャル“認知症800万人” 時代「母と息子 3000日の介護記録」を観て-5

 文藝春秋SPECIALについての補足



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連絡
2017/05/14.Sun

憲法と自衛隊、よりも…

 最近、首相が自衛隊を憲法に明記したいということが話題になっているようです。

 結論から申し上げますと、私(このブログの作者oretomo)は反対です。

 理由は、「自衛隊は憲法違反だ」とか、「憲法を変えてはいけない・変える必要はない」といったことではありません。

 以前の記事で述べましたが、私は「新国連軍」をつくり、自衛隊は「新国連軍日本部隊」になるべきだ、という考え方です(安全保障法制・集団的自衛権行使容認について安全保障法制・集団的自衛権行使容認について-2 参照)。

 自衛隊の国内外での活動が高く評価されているようであるからこそ、できるだけ早く自衛隊は「新国連軍日本部隊」になるべきだと思うのです。

 憲法に「自衛隊」と明記してしまうと、「新国連軍日本部隊」になることが遠のくように感じます。

 言い換えれば、自衛隊を憲法に明記しないほうが「新国連軍日本部隊」の実現が近づくと思うからです。


 とはいえ、私が一番申し上げたいのは「憲法を変えることやテロ等準備罪(共謀罪)法案を成立させることよりも、(若年性)認知症をめぐる状況を根本的に改善すること等、先にやるべきことが多々あるでしょう」ということですが…



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補足と意見-2
2017/05/13.Sat

日本ブログ村

 日本ブログ村のブログランキング(若年性認知症)に、参加してみました。

 今のところ、お試しという感じで、新しい記事にのみタグをつけます(FC2ブログランキングのタグの代わりに)。

 しばらく様子を見て、FC2ブログランキングより日本ブログ村のランキングの方がよさそうであれば、全ての記事のランキングタグつけなおしと、記事「はじめに」のランキングについての説明変更をさせていただこうと思っています。



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