2018/02/14.Wed

平成27年-秋-(7) 懇談会と敬老祝賀会

 9月下旬に入って最初の面会は、敬老の日だった。

 俺と母親は、特養の共同スペースでリクライニング車椅子に座っていた父親に声をかけてから…

 (特養を含む介護)施設の大きな会議室に移動して、特養入居者家族の懇談会に参加した。

 10:00頃から始まり、まず、特養スタッフさんから現状の説明があった。

 この特養は大きく3つのブロックに分かれており、父親が入居しているブロックは入居者が30人くらいで、大部分が女性で、最高齢は100歳を超えており、相変わらず俺の父親が最年少だ…

 介護スタッフさんは本当に足りなくて、ここしばらくは外部委託でなんとかしのいでいたが、ようやく来月、必要な人数が(といっても最低限だろうが)内部でそろうようだ。


 その後、俺と母親は、いつものようにテレビがついている特養の共同スペースへ行き、歯ぎしりしながらリクライニング車椅子に座っていた父親を、車椅子に乗せたまま、3人で施設のホールへ移動して、敬老祝賀会に参加した。

 すでに、特養入居者と付き添った家族(は少ないが)合わせて数十人が、壇を囲むように扇形に、車椅子や椅子に座っていて、その片隅に俺と母親は、父親の車椅子を固定してから、その両隣にホール備品の椅子を出してきて、座った。

 開会の挨拶や祝辞の後、米寿・白寿・100歳・100歳以上の入居者が壇上で祝いの品を受け取った。

 合わせて10人くらいで、みんな車椅子かリクライニング車椅子に座っていて、普段は寝たきりらしい人や(胃ろう・点滴などの)チューブがつながっている人もいた。

 祝日にもかかわらず、祝いの品を受け取った入居者の付き添い家族は、4人くらいしかいなかった。


 ホールでの祝賀会が終わると、俺が父親のリクライニング車椅子を押して、母親がその横について、特養の(父親が入居しているブロックの)共同スペースの端の方にあるテーブルに移動した。

 12:00頃、介護スタッフさんが父親のところに来て、座面を30度~45度の傾きにして、背もたれは傾けずに(父親の腰のところがほぼ直角で後ろに傾いている状態にして)、シロップ薬(平成26年-秋-(9) 参照)を飲ませた。

 ムセないようにするには、アゴが上がらないような姿勢にする必要があるので、このようにリクライニング車椅子を設定するそうだ。

 スタッフさんが俺と母親の分の仕出し弁当と、父親の敬老の日向け昼食である、おかゆ、トロミ付すまし汁、小さく切った刺身、トロミ付の煮物、つぶした漬け物(?)、ヨーグルトを持ってきてくれた。

 俺と母親は交代しながら、全介助でゆっくりと父親に昼食を食べさせ、自分たちの弁当もできるだけ食べた。

 父親は1回だけ少しムセたり、手を少し動かしたり、手が震えたりしたが、だいたい食べてくれた。

 同じ共同スペースでは、15人くらいの入居者が昼食をとっていた。

 自分で食べられる人もいれば、介助されて食べている人もいる。

 このブロックの入居者は30人くらいなので、半分くらいが寝たきりや胃ろうで部屋での昼食となり、そうでない半分くらいが共同スペースにいることになる。

 その15人くらいの入居者と一緒に昼食を食べていた付き添い家族は、俺と母親以外では2人だけだった。

 俺と母親は、介護スタッフさんに父親の食事が終わったことなどを伝えて、そして、満腹になったからだろうか、眠そうになった父親に声をかけてから、帰った。



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平成27年-秋