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2018/04/11.Wed

平成27~28年-冬-(4) 歯があった

 12月初め、父親の差し歯の前歯が1本消えたことに俺と母親が気づいた日の2日後、俺と母親が、父親が入院している総合病院に行くと、担当医師から、その差し歯についての説明があった。

 レントゲン撮影が行われたのは昨日(この面会の前日)で、その撮影時点で、差し歯と思われるものが大腸の、飲み込んでから2日後くらいと思われる場所に写っていて、その後に排便があり、差し歯らしいものが便の中にあったそうだ。

 つまり、母親が父親の差し歯が消えたことに気づいた日の前日、俺と母親が面会しなかった日に差し歯が外れて、それを父親が飲み込んでしまい、そこから母親が気づくまでの丸一日くらいの間、病院のスタッフは気づいていなかったことになる。

 差し歯が外れたところについては、この病院の歯科医師が診たそうで、根元の歯は残っているものの、また差し歯をそこに作るのは、弱っている父親がその治療に耐えられそうにないし、作れたとしても、歯茎なども弱っていて…

 それでいて噛む力が残っていて噛みあわせが強い父親は、再び外れるリスクが大きいので、そこが虫歯(歯や歯茎の病気)にならないように、そこからばい菌が入らないようにするための最低限の処置をする(続ける)ことしかできないそうだ。

 父親が時々発熱する原因は、俺が先日伝えたこと(平成27~28年-冬-(2) 参照)を否定しながらも、結局、わからないとのこと。

 その説明に俺は納得できなかったが、ただ、そんなに高くもないこの発熱を、入院を長引かせる理由の一つにする感じではなくなってきた。


 父親が外れた差し歯を誤嚥していなかったことが確認されて、俺も母親も安心した。

 安心すると同時に俺は、父親が少しでも早く退院できるように病院と特養に働きかけを始めることにした。

 入院の原因となった感染症はとっくに治っているし、もう発熱も入院している理由にはならないようだし、病院の食事では弱っていくだけのようだし(平成27~28年-冬-(2) 参照)…

 口腔ケアや患者の観察(平成27~28年-冬-(3) 参照)、食事の対応の他にも、入浴やオムツ交換の回数も少なく、ずっとベッドに寝たきりにされて、音楽やイベントなどの楽しみもない、といった点でも、病院は特養に劣るから。

 平日は毎日、リハビリ(マッサージ)してくれるのは、病院のいいところだが…


 病院は病気やケガの治療をするところだから仕方がない、という考え方もあるだろう。

 しかし、それなら病院は、入院患者の入院の原因となった病気やケガが治ったら、本人やその家族の希望にできる限り沿う形で、できるだけ早く退院できるように努力すべきだと思うが、そういう感じでもない…



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平成27~28年-冬