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2018/05/20.Sun

平成27~28年-冬-(22) スポンジブラシ

 1月中旬も俺と母親が、父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)の部屋へ行くと…

 父親はベッドで少し横向きの仰向けになっていたが、眠そうでなく、目ヤニがやや多い目で俺と母親を見た。

 父親は点滴しておらず、面会中も看護師さんは来なくて、最近は、このような状態が多い。

 俺と母親が面会する曜日や時間帯は、だいたい決まっているので、そこをずらしてくれているらしい。

 確かに点滴中だと、そのスタンドにぶつかってはいけないなど、けっこう気を使うので、ありがたい配慮だ。


 介護スタッフさんが俺と母親の分のお茶と丸椅子を持ってきてくれた際、「エンシュアは朝昼夕150ccずつで安定しており、また少し増やすことも考えています」と言った。


 俺は、お湯で絞ったタオルを使って、やさしく、慎重に、できるだけ父親の目ヤニを拭き取った。

 棚の上にある痰の吸引器は、相変わらず使われた形跡がない。

 その近くに置いてある「看取りファイル」の前回の面会以降に書かれた部分を読むと、朝昼夕の(トロミ付)エンシュアを飲む(スタッフさんの全介助でスプーンで食べさせてもらう)際に、父親は…

 特にムセることはなく、自分から口を大きく開けるなど、食べる意欲を見せることもあったようだ。

 また、夜はよく眠れているらしい。


 俺と母親は、帰りがけに特養の生活相談員さんから声をかけられた。

 日常の口腔ケアでは歯ブラシよりスポンジブラシを使うことが多くなった父親のために、スポンジブラシを特養の出入り業者からまとめ買いして、その代金は、買った月の(我が家への)請求に加えるそうだ。

 専門業者から直接買うので、ドラッグストアなどの店頭で買うより安いとのこと。



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平成27~28年-冬