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2018/06/15.Fri

平成28年-春-(2) 父親の帯状疱疹

 3月上旬、特養の生活相談員さんから家に電話があり、特養での感染性の病気(の流行)がおさまって面会できるようになったそうなので、俺と母親は、父親(74歳)が入居している特養(特別養護老人ホーム)の部屋に行った。

 父親はベッドで仰向けで、日中の部屋着(スエットパンツの中はオムツカバーと布オムツのようだ)を身につけていたが、布団が下半身にしか掛かっていなくて少し寒そうに見えたので、その布団を母親が肩から足まで広げた。

 俺はラジオを消して、面会中は、家から持ってきたポータブルDVDプレーヤーを使って、歌謡曲のテレビ番組を録画・ダビングしたDVDをかけた。

 介護スタッフさんが俺と母親の分のお茶を持ってきてくれた時、面会できなかった期間の日中、ラジオをつけてくれていたお礼を俺が言うと、スタッフさんはラジオについて、「あった方がいいようですが、大きな効果は期待できないでしょう」と答えた。

 棚の上の「看取りファイル」の前回の面会以降に書かれた部分を読むと、父親に、特に大きな変化や問題はなかったようだ。

 俺と母親は父親に声をかけて、最後に俺がラジオをつけてから、帰った。


 その次の面会から、父親の様子が少しおかしくなった。

 部屋のベッドで、やたらと身体を動かそうとしたり、面会の少し前に介護スタッフさんに飲ませてもらったトロミ付ジュースの口の中に残っていた分を、自分で身体を完全に横向きにして、口の端からこぼしたりした。


 そんなことが2回ほど続いた後、面会に行かなかった日に特養の生活相談員さんから家に電話があって…

 父親の入浴の際、介助していたスタッフさんが父親の皮膚の発疹に気づき、病院に連れて行ったら、帯状疱疹と診断されたそうだ。

 面会中の変な動き・様子は帯状疱疹の痛みのせいだったのだろう。

 トロミ付ジュースを自分で口から出したように見えたのも、口の中に帯状疱疹ができて痛かったせいらしい。

 相談員さんによると、父親の症状は軽くて、食事もとれているので入院する必要はなく、特養で薬で対応することになった、とのこと。

 俺も母親も、父親の帯状疱疹は心配だが、症状が軽く、入院しなくて済んだことにはホッとした。



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平成28年-春