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2018/06/27.Wed

平成28年-春-(7) 首つかみ対策

 3月下旬も俺と母親が、父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)の部屋に行くと…

 父親はベッドで、やや横向きの仰向けになっていたが、前回までと違い、頭の下の枕とは別に、枕を胸の前で抱えさせられていた。

 父親が自分の手で首を強くつかむ・かくことへの対策(平成28年-春-(5) 参照)であることは俺も母親もわかったが、その枕は父親にとって大きすぎ・重すぎるようで、少し苦しそうに見えた。

 特養のスタッフさんが俺と母親のためにお茶を持ってきてくれた際、俺が、(父親の)胸の枕が大きすぎ・重すぎて少し苦しそうなので、もう少し小さくて軽い枕かクッションに替えてほしいと頼むと…

 この特養には、もう少し小さくて軽いクッションはあるが、その全てが他の入居者さんたちに使われていたり、共同スペース用だったりして、父親が使えるものは無く、新しいものを買う余裕もないそうだ。

 とりあえず、苦しそうなので枕を外してもらい、他の方法を考えることになった。

 胸の前の枕が外されたら父親の表情は苦しそうでなくなったが、しばらくすると、手の位置が首のあたりに移ってしまった。


 その次の面会では、ベッドで仰向けの父親の胸の上、関節の拘縮がある腕の下に、タオルを丸めて詰めた袋があって、軽いことは良いようで父親は苦しそうでないが、小さすぎて父親が自分で外してしまいそうだ。

 前日にヘアカットしてもらったようで、髪は短くなってスッキリしていた。

 母親は、ヘアカットによる髪クズがついた、リクライニング車椅子のヘッドレストカバー(代わりの枕パッド)を交換し…

 俺は老眼鏡をかけて、父親の耳掃除をして、今回は父親の耳毛がだいぶ伸びていたので、耳・鼻毛シェーバーを使って耳毛シェーブもした。

 父親の部屋はラジオと加湿器がついていたが、俺はラジオを消して、面会中はポータブルDVDプレーヤーで歌謡曲番組DVDをかけた。

 エアコンがついていなくて少し寒かったので、短時間だがエアコン(暖房)をつけた。

 棚の上の「看取りファイル」を読むと、父親に大きな変化や問題はないが、10:00頃と15:00頃の(トロミ付)飲み物について、コーヒーだったのは先日の1回だけで…

 その後はジュースに戻っていて、コーヒーは、その時のスタッフさんの、その時だけの思いつきだったようだ(平成28年-春-(4) 参照)。

 女性の介護スタッフさん二人が来室して、(特養を含む介護)施設のホールで、地域ボランティアの人たちによる歌謡コンサートがあり、家族と一緒に見に行ってほしいと言うと、スタッフさん二人がかりで父親をベッドからリクライニング車椅子に移した。

 父親は、いつもの日中のように、ベッドで仰向けになって布団を掛けられていた時から、長袖シャツ、中は半袖下着シャツ、下はスエットパンツ(中は紙オムツと尿取りパッドのようだ)、そして靴下を身につけていて…

 車椅子に座った後は、腹から足の範囲にバスタオルを掛けられた。

 スタッフさんが退室する際、俺は父親の10:00頃と15:00頃の(トロミ付)飲み物について、できればコーヒーにして、それを続けてほしいと頼んだ。

 俺がリクライニング車椅子を押して、母親がその横についてホールに行き、特養の他の入居者さんたちと一緒に歌を聞いた。

 父親は少し動いたり、眠そうになったりしたが、久しぶりにコンサートの最後まで、つまりお昼近く頃まで、3人でホールにいることができた。

 俺と母親は、父親を特養の共同スペースの、いつも食事をとる場所に移動させて、介護スタッフさんに父親のことを頼んでから、帰った。



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平成28年-春