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2018/07/06.Fri

平成28年-春-(11) 交換されたマットレス

 4月上旬の次の面会で、いつものように午前中、俺と母親が特養に着いた時、父親は共同スペースにいなくて、部屋のベッドで仰向けになっていた。

 父親のベッドの端に、俺と母親が初めて見る装置が付いていて、どうやらマットレスが、褥瘡(じょくそう・床ずれ)予防のために、足元の装置で設定された通りに電動で少しずつ動くタイプに替えられたようだ。

 この日から、しばらく俺は、腰痛に耐えながらの面会になった。


 その次の面会でも父親はベッドで仰向けだったが、前回と違って、やや横向きだった。

 父親は首かきがひどく、ネックピローやクッションを使って手が首に届きにくくなるようにしたり、俺と母親が父親のかく手をやさしく握ったりしたら、ようやく少しおちついた。

 父親の手の爪に尖っている部分が数カ所あって、首かきなども考えると少し危険なので、俺が老眼鏡をかけて、その部分を爪ヤスリ(平成27~28年-冬-(24) 参照)で削った。

 相変わらず関節の拘縮が強い上に、抵抗や体動もあって大変だったが、やはり爪ヤスリは爪切りよりも、やりやすい。


 その次の面会も、父親はベッドで仰向けになっていた。

 この日、俺と母親はラジオ用の乾電池(平成28年-春-(10) 参照)と、少なくなっていた歯磨きムース・BOXティッシュの新しいものを、予備として家から持ってきた。

 この日も父親は、首あたりの皮膚に問題は無さそうなのに、首かきが強く…

 ラジオやポータブルDVDプレーヤーでの歌謡曲DVDに、それを抑える効果はあまりなさそうで、母親がやさしく父親の手を握って止めたが、かなり強い力で握り返してきたそうだ。

 その間に俺は、父親の顔拭き、目ヤニ拭き取り、シェーバーの手入れなどをした。



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平成28年-春