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2018/08/08.Wed

これまで、これから12-(1)

 平成28年(2016年)の春が過ぎて、父親が若年性アルツハイマーと診断されてから15年、その診断時に認知症専門医から、発症は少なくとも2年以上前と言われたので、発症からは17年以上経ったことになる。


 平成27年(2015年)の夏から、平成28年(2016年)の春までの父親を振り返ると…

 まず、特養の中で個室から二人部屋へ移り、移ったこと自体は父親に特に悪い影響を与えなかったようだし、入居費が安くなって家計という点でも助かった。

 その一方で、父親のスペースが個室より狭くなった分、部屋の中で口腔ケアをしてもらえなくなった、等のこともあった。


 一日一回のトイレ誘導さえなくなり、ほとんど部屋のベッド上での失禁対応だけになってしまった。

 介護スタッフさん、ことに男性のスタッフさんが、それなりの人数いれば、もう少しトイレ誘導を続けてもらえたような気もして、これ以外にも、特養の人手不足を強く感じた一年間でもあった。


 父親のベッドが低床ベッドから普通の介護ベッドへ変わるなど、父親の身体が動かなくなってきたこと、衰えてきたことを痛感させられる出来事もあった。


 そして、秋から冬にかけての総合病院への入院…

 入院の原因になった病気はほどなく治ったのに、入院が長引き、長引くほどに父親が弱っていき、俺と母親は、父親を見ていてつらかったし、病院と医師に対しては理解・納得できないことが多かった。


 なんとか平成27年のうちに退院することができた父親は、特養の個室に戻り、俺の希望も聞き入れてくれた特養スタッフさんたちの介護・対応により、父親はだいぶ持ち直した。

 しかし、入院中のひどく弱っていた頃の「看取りが近い」や「終末期」という医師の診断は、維持された…



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