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2018/08/29.Wed

平成28年-夏-(5) 弟一家の面会

 6月中旬に俺と母親は、父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)に4回ほど行った。

 今年も全ての居室の窓に、夏の日差しが直接当たらないように、特養の屋根の庇に遮光カーテンが取付けられて、屋内は、日差しと暑さが抑えられて省エネにもなるようだが、晴れた昼でも少し暗い。

 俺と母親は、父親の部屋に入ると、まず父親に声をかけてから、部屋の中でついていたラジオのスイッチを切って、面会中は家から持ってきたポータブルDVDプレーヤーを使って、演歌・歌謡曲番組を録画したDVDをかけた。

 父親は部屋のベッドで仰向けになっていることが多かったが、10:00頃の(トロミ付)コーヒーを介護スタッフさんに、ベッドの上半身部を少し高くされて、全介助で飲ませてもらっている日もあった。

 父親はベッド上で、関節の拘縮のために窮屈な姿勢でいることが多かった。

 身につけている衣類は、薄手の長袖シャツ、その中は夏向けの通気性のよいサーフシャツ、薄手のスエットパンツであることが多く、スエットパンツなどの中は紙オムツ+尿取りパッドか布オムツ+オムツカバーのどちらかだろう。

 また、薄手の靴下を履いていて、腹と足にタオルケットが掛けられていた。

 俺と母親は、いつものように「看取りファイル」を読んだり、父親のシェーバーをブラシで掃除したり、歯ブラシやコップを洗ったりして…

 父親の目ヤニが多い時はできるだけ拭き取ったり、父親が自分で首を強めにつかんでいた時は徐々に手を下へ動かしたり、手の爪が尖っていた時はそこを爪ヤスリで削ったりした。

 シェーバーをハンドソープで水洗いしたり、その洗面台に置いてあるハンドソープが少なくなったので交換したり、家から持ってきた父親の夏物・真夏物の衣類を収納の中の衣装ケースにしまい、入りきらなくなった春物を家に持ち帰ったりした日もあった。


 「父の日」でもあった日曜日の面会では、弟一家も特養に来て、父親に会った。

 父親は部屋のベッドで少し横向きの仰向けになっていて、弟の子供(父親にとっては孫)が父親に挨拶したら、父親はちょっと反応したように俺には見えた。

 この日は暑かったからか、特養の父親の部屋のエアコン(冷房)が少し強めで、その風が、ベッドで寝ている父親の顔に直接当たるせいか、父親が咳を数回した。

 介護スタッフさんが、大人の分の冷たいお茶と、子供の分のジュースを持ってきてくれた。

 その際、俺がスタッフさんにエアコンの風のことを話すと、父親の顔に風が直接当たらないように、エアコンの風向きを変えておいてくれるそうだ。



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平成28年-夏