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2018/10/26.Fri

平成28年-秋-(10) やや横向きの仰向け

 9月下旬の次の面会では、俺と母親が父親の部屋に入った時、父親は部屋のベッドで、ほぼ真横向きになっていて、ヨダレが口の端から垂れて口周りや枕パッドを汚していた。

 俺と母親が二人がかりで、父親の口まわりを拭き、枕パッドを交換した。

 父親のシェーバーの刃が1~2年、ほぼ毎日使われて剃り味が悪くなっていたはずなので、俺は新しい刃に交換して、シェーバーオイルをつけた。

 介護スタッフさんが俺と母親に、天候に合わせてくれたのだろう、もう冷たいものではなく、温かいお茶を持ってきてくれた。

 その際に俺はスタッフさんに、シェーバーの替え刃のことを伝えた。

 父親のヒゲ剃りをしてくれる介護スタッフさんが、剃り味が変わって疑問に思うかもしれないので、念のために。


 その次の面会では、父親に発声があって、俺と母親が父親の声を聞いたのは、久しぶりだ。

 父親の髪がだいぶ伸びたので、俺は連絡用ホワイトボードに、10月上旬にヘアカットの予約を入れてほしい旨を書いた。

 介護スタッフさんが、俺と母親にお茶を持ってきてくれた際、10月に予定されている、父親を担当しているスタッフさんたちの大部分が集まる約半年に1回の会議のことを、俺と母親に伝えた。


 しばらく曇りや雨の天気が続いていたが、その次の面会した日は、久しぶりにスッキリと晴れた。

 父親は、部屋のベッドで、やや横向きの仰向けになっていて、けっこう手・腕を動かした。

 「やや横向きの仰向け」とは、褥瘡(じょくそう、床ずれ)を防ぐための体位変換によるものであり、関節の拘縮が強い父親は、窮屈そうに脇が閉まっていて、ヒザは伸びずに曲がったままなので…

 身体を横向きにしておくための(三角)クッション、関節の拘縮に対応するために脇の下や足の間に挟んでおくクッションなど、常に複数のクッションが使われている。

 俺と母親は、介護スタッフさんと、10月にある施設の祭りに、どのように父親と参加するかを話し合った。

 今年もプレオープンの時間帯に家族3人で、可能な範囲で、ということになった。



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平成28年-秋