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2018/11/05.Mon

平成28年-秋-(16) 担当者会議

 10月中旬の次の面会では、父親は部屋のベッドで、横への傾きがほとんどない仰向けになっており、眠そうだった。

 父親の身体に掛かっているのは、前回までのタオルケットでなく毛布で、布団は足下にあった。

 タオルケットが毛布に替わったのは、やはり寒くなってきたからだろう。

 俺は父親のシェーバーを、ハンドソープを使って水洗いした。

 父親の食事の時間が近くなり、女性の介護スタッフさん二人が来室して、父親に食事をとらせる共同スペースに連れて行くために、二人がかりで父親をベッドからリクライニング車椅子に移した。

 この際に俺が、父親が口ゆすぎのために使うはずの、部屋の洗面台に置いてあったストローが、なぜ部屋の棚の上に移動されたかをスタッフさんに聞くと、もう使わないから、とのことで…

 口ゆすぎで使っていた(ストローで口から出させたゆすぎ水を受けていた)洗面器も、洗って乾かしてから、部屋の押入にしまってあるそうだ。

 その理由は、もう父親は、全介助でストローと洗面器を使っても口ゆすぎができなくなったこと、スポンジブラシにデンタルリンス(平成28年-秋-(15) 参照)をつけて歯の表面をこするだけなので必ずしも口ゆすぎさせなくてよいこと、の両方だろう。


 その次に面会した日は、約半年に一回の、父親を担当しているスタッフさんたちの大部分が参加する担当者会議があって、俺も母親も参加した。

 まず、介護スタッフさんの一人から、父親の現状について話があった。

 食事は全介助でミキサー食、週2回の入浴は特浴(平成28年-春-(14) 参照)、着替えも全介助、排泄はオムツ(+尿取りパッド)への失禁・定時の全介助による交換で対応。

 寝返り、起き上がり、体位変換、リクライニング車椅子への移乗・移動、口腔ケア、整容・清潔保持なども全介助。

 食事の時は共同スペース、主に午前中に(特養を含む介護)施設のホールでイベントがある時はできるだけリクライニング車椅子でホールへ、それ以外は部屋のベッドにいる。

 飲んでいる薬は下剤(平成27~28年-冬-(12) 参照)とフェロミア(平成28年-夏-(15) 参照)、そして栄養補助のエンシュアも医師の処方によるものなので薬になる。

 週1回、部屋のベッドで可能な範囲の訪問マッサージを受けていて、また、週1回くらい歯科衛生士さんの口腔ケアを受けている。

 時々、痰・ツバ・うまく飲みこめなかった飲食物などを、吸引器を使って吸引するようになっている。

 その次に、看護スタッフさんから父親について説明があり、俺と母親には、父親が「食べても体重が減ってきている」という話が、聞いていて一番つらかった。

 看護スタッフさんや栄養面のスタッフさんによると、飲食した物をうまく消化吸収できていないのでは、とのことだが、約半年前の担当者会議では、「食べても体重が増えない」で、減らなかったはずで(平成28年-春-(14) 参照)、半年前と父親は何が違うのだろうか?

 俺が思いつく半年前との違いは、若年性アルツハイマーの進行と、フェロミアを飲むようになった、くらいだが…

 父親の若年詩アルツハイマーは最重度まで進んで久しく、最近の進行および進行による身体の機能低下は少しずつのはずで、半年間で消化吸収が悪くなる原因としては考えにくい。

 俺は、「とすると、フェロミアに、消化吸収を悪くするような副作用でもあるのだろうか」と思ったが、この時は調べたり深く考えたりしなかった…



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平成28年-秋