FC2ブログ
2018/11/09.Fri

平成28年-秋-(18) 褥瘡予防マットレスの設定体重

 10月下旬に入り、俺と母親が、父親が入居している特養(特別養護老人ホーム)の部屋に行くと…

 父親は部屋のベッドで、横への傾きがほとんどない仰向けになっており、目ヤニが多く、また、より動く方の手を動かして、その指を口でくわえて、その指で口・アゴ・首などを触った。

 この日は珍しく、電動の褥瘡(じょくそう・床ずれ)予防マットレス(平成28年-春-(16) 参照)のスイッチが入っていないようで、ディスプレイに設定体重などが表示されておらず、時々動くこともなかった、

 天気がよい日で、閉まっている窓越しの日差しが暖かかった。

 母親が、部屋の中に置いてある父親のリクライニング車椅子の、ヘッドレストカバー(代わりの枕パッド)を交換した。

 俺は、お湯で絞ったタオルで、父親の目ヤニ拭き取りをして、それから口・アゴ・くわえていた指などを拭いた。

 しばらくすると、女性の介護スタッフさん2人が来室して、二人がかりで父親をベッドからリクライニング車椅子に移すと、退室した。

 この後、(特養を含む介護)施設のホールで特養入居者参加型の歌イベントがあるからだが、ホールは少し寒そうなので、母親が、父親の服の上にベスト(チョッキ)とハーフケット(ヒザ掛け)を掛けた。

 俺が父親の車椅子を押して、母親がその横で見守りながらホールへ移動して、そのイベントに参加した。

 だいぶ前から父親は、参加したからといって何かできる訳ではないが。

 父親は、少しおちつきがなかった。

 ホールでイベント中に、精神科の医師による、離れたところから父親をちょっと見るだけの往診があった…


 その次の面会では、父親は部屋のベッドで、(褥瘡予防のための体位変換による複数のクッションを使った)やや横向きの仰向けになっており、身体を動かしたり、眠そうになったりした。

 褥瘡予防マットレス(電動エアマットレス)のスイッチは入っていて、ディスプレイには父親の減ってしまった体重に合わせた設定体重がデジタル表示されており、時々、大きめの音と共にマットレスが動いた。

 父親が身につけているものは、全前開きタイプの長袖上着シャツ、その中も着替えさせやすい下着シャツ、下はスエットパンツ、その中は紙オムツと(男女兼用)尿取りパッドだろう。

 また、靴下を履いており、父親の身体の上には、毛布が胸から足の範囲に、その上に布団が足部分にだけ、掛けられていた。

 俺は、ついていたラジオを消して、面会中は、家から持ってきたポータブルDVDプレーヤーを使い、父親が好きだった歌謡曲や演歌を多く含む最近のテレビ番組を録画・ダビングしたDVD-RWをかけて、帰る時に、またラジオをつけた。

 介護スタッフさんが、俺と母親にお茶を持ってきてくれた。

 スタッフさんが退室してから、俺は父親のシェーバーのブラシでの手入れ、スポンジブラシ・コップ洗いなどをした。

 部屋の棚の上にある「看取りファイル」によると、最近の父親は、2~3日に1回くらい、口の奥にたまって(引っかかって)しまった痰・ツバ・飲食物などを吸引されているようだ。


 その後、10月下旬の内に3回ほど面会した。

 俺と母親は、父親の冬物衣類を家から少しずつ持ってきて、父親の部屋の衣装ケースにしまい、その分入りきらなくなった夏・初秋向き衣類を持ち帰っている。

 母親が、家から持ってきたコロコロ(粘着クリーナー)を使って、できる範囲で父親の部屋を掃除した。



ランキングや拍手をクリックして応援していただけると、うれしいです。

  にほんブログ村 介護ブログ 若年性認知症へ
平成28年-秋