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2010/02/09.Tue

平成21年-夏-(18)

 父親の退院予定日になった。

 15:00頃に俺と母親は、精神病院の老年性認知症病棟に行った。

 父親は病室にいて、これまでと同じように、うつろな感じで、反応はほとんどなく、身体が傾き、傾いているほうの口の端から時々よだれが垂れてきた。

 俺と母親で分担し、看護師にも協力してもらって、父親の様子を見ながら、荷物をまとめたり、父親に久しぶりに靴(父親の足のむくみに対応した介護シューズ)を履かせるなど、外出の格好をさせたりした。

 父親と駐車場の俺の自家用車があるところまで行くのに、看護師から車椅子を勧められたが、俺も母親も、父親は「歩ける、歩かせたい」と思って断ったら、看護師2人がついてきてくれた。

 父親は、退院の少し前の時期から、何かというと車椅子に乗せられるようになっていたようだ。

 周りで少し介助して、本人のペースに合わせるようにすれば歩けるのだが、病院の人手不足が原因のようだから、仕方ないのか…


 老年性認知症病棟から、外来の受付に移動した。

 待合室で、母親と看護師のうち1人に父親を見ていてもらい、俺は、もう1人の看護師から今後お世話になる外来受診について説明を受けた。


 次に、俺は薬の窓口で父親の薬を受け取った。

 父親が退院する時に病院から出された飲み薬は、次の通り。

○アリセプトの粉薬(平成21年-春-(14) 参照)を毎日朝食時に1包

○おちつきなさや興奮を抑えるシロップ薬(平成21年-春-(14) 参照)を毎日朝昼夕食後に数cc(再入院前と同じ量)ずつ

○興奮や不安を抑える液体の薬(平成21年-春-(21) 参照)を毎日朝夕食時に1包

○利尿剤の粉薬2種類(足のむくみにある程度の効果がありそうなので)を毎日朝食時に1包ずつ

 利尿剤のうち1種類は、父親がある程度座って過ごしてくれたら、飲ませなくてもよいと先日主治医に言われていた。

 逆に言えば、日中の起きている時に立ちっぱなし、歩きっぱなしだと足に大きな負担がかかってむくみがひどくなるので、その場合は利尿剤を2種類飲ませる必要がある、ということだ。


 俺、父親、母親、看護師2人の5人で、駐車場の俺の車があるところまで来た。

 父親は車にうまく乗れず、看護師が2人がかりで座席に座らせてくれた。

 俺が後で母親に聞いたところによると、車が動き出した時に窓の外の看護師が、「今度入院したら、どこの病棟になるんだろう?」と言っていたそうだ。

 次の記事に続きます…



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平成21年-夏