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2010/07/29.Thu

平成21年-秋-(19)

 今日は父親の3泊4日のショートステイの2日目だ。

 父親が入院した初日も長く感じたが、退院後ではこの日が、これまでで最も長い一日になった。


 俺は、父親の介護とある程度両立できそうで、俺の能力に合っていて、俺の知識や経験を生かせる仕事は何だろう? ということをずっと考えていた。

 俺なりに結論を出し、その仕事に就く準備として、父親が毎週ショートステイに行っている曜日に開催される、ある資格の講習会に参加することにした。

 その第一回が、今日だった。

 俺が自家用車でその講習会場に着いてほどなく、俺の携帯電話に母親から連絡が入った。

 母親は少し慌てている感じなのだが、声は沈んでいた。

 ショートステイ先から電話があり、父親が頭にケガをして、ショートステイ先のスタッフが、俺の父親を病院に送迎車で連れて行く(父親が眼科や泌尿器科の検診を受けてきた総合病院に行ってもらうことにした)ので…

 家族は父親の診察券と健康保険証を持って病院に来てほしい、という内容だったそうだ。


 父親は特別養護老人ホームに入居しているわけではないので、「在宅介護」になるから、本来なら、こういう時は家族が病院に連れて行かなければならない。

 しかし、今回はショートステイ先が、俺の父親のケガは緊急性が高く、ケガをしたのは自分たちの責任、と思っていて、ショートステイ先の看護師と介護スタッフの2人が俺の父親を施設の送迎車に乗せて病院に向かったらしい。


 俺は、講習会の責任者に事情を話すと、すぐ家に戻り、父親の診察券、健康保険証、重度心身障害者医療証、お薬手帳などを準備した。

 母親は昨日の朝まで父親が家にいたことによる疲れが抜けていないようだし(俺もそうだが)、父親のケガは緊急の対応は必要そうだが、命の危険はなさそうなので…

 俺は、病院からできるだけこまめに電話するから、家で留守番しながら、その内容を必要に応じて弟や親戚へ電話してくれるよう母親に頼むと、自家用車に再び乗り込み、一人で病院に向かった。


 次の記事に続きます…



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平成21年-秋