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2011/04/06.Wed

これまで、これから 4-(1)

 昨年(平成21年、2009年)の秋以降は、その少し前の介護保険の改正(改悪)がボディーブローのように効いてきた時期、と言えるだろう(平成21年-夏-(55)-(56) 参照)。


 俺はこれまでに、「がんばりすぎるな」、「無理しすぎるな」、「介護する側がつぶれたらどうしようもない」などと人から言われることが、何度かあった。

 その度に俺は、次のように言い返したい、問い返したいのを我慢していた。

 「俺の大変さが、本当にわかっているのか?」

 「俺に、具体的にどうしろと言うんだ? 今より手を抜いても問題ない、大丈夫という根拠は何だ?」

 要介護度が実情、介護の大変さに合わせて(今より重く)認定され、今よりも多く介護保険のサービスを介護保険の限度額内で受けられるようにならない限り、家族が父親に対して介護を減らす、手を抜くことは、絶対にできない。

 我が家の経済的な事情で、今の要介護度ではこれ以上介護サービスを増やせないし、また、家族の介護を減らした途端に怪我や誤嚥、精神症状の悪化などのリスクが急激に高まることは間違いないから。

 「多量の(あるいは強い)薬や寝かせきりで寝たきりにしろ、とでも言うのか?」

 「“介護する側がつぶれたらどうしようもない”という言葉が人々の口から出ないようにするために、介護保険などの制度ができたのではないか?」

 我慢していたというより、あきらめていた。

 良い回答・返事は期待できないから…


 「センター方式」という認知症の本人を中心に考えて介護する、という方法があるようだ。

 一方で、介護者は、「まず自分自身のことを第一に考え、介護は余裕のある部分でやればよい」という人がいる。

 しかし、「認知症の本人本位で介護したら、介護者が自分自身のことを第一に考える余裕はない」、あるいは、「介護者が自分自身のことを第一に考えたら、認知症の人を本人本位で介護することはできない」という場合は、どうすればいいのだろうか?



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