FC2ブログ
2011/06/13.Mon

平成22年-秋-(1) 訪問看護についての市民講座

 平成22年(2010年)の9月に入った。

 ショートステイから帰宅した翌日の父親(69歳)はデイサービスがあり、その次の日はデイサービスもショートステイもなく、一日中家にいた。

 家にいる時の父親は、歩き回りや介護抵抗はもちろん、37度台半ばまで体温が上がって(軽度の熱中症になって)しまうこともあり、俺(41歳)と母親(66歳)は、様々な対応に追われた。


 一日中家にいた翌日から、父親は4泊5日のショートステイだった。


 父親のショートステイ中に俺は、訪問看護についての市民講座に参加した。

 父親には、若年性アルツハイマー以外にも身体で心配なことがいくつもあるのだが…

 おちつきなさや大声、抵抗、ほぼ常時失禁という排泄の問題などから、通院が非常に困難なので、最低限の受診しかできていない。

 いや、最低限にも達していない…

 それが主な理由で、俺は以前から訪問診療や訪問看護について詳しく知りたいと思っていたが、父親の介護に追われ、なかなか叶わなかった。

 この講座のことを知った時、俺はすぐに参加を申し込んでいた。


 講座が進むにつれて俺は、今の父親の身体の問題については、訪問看護のサービスを受けて、それを通して必要な訪問診療を受け…

 どうしても訪問診療ではしてもらえない検査などは、訪問看護師に調整してもらい、病院・医院で待たずに検査を受けられるようにしてもらう、という形が一番良いのでは、と思えてきた。

 講座終了後、俺は講師の看護師さんのところに行き、俺の父親の現状を話し、父親には(上記のような)訪問看護が必要であり、合っているのではないか? と質問したら…

 その人も、「そのような訪問看護サービスは可能ですし、合っていると思います」という答えだった。

 しかし、「ただし、そのような訪問看護サービスは、介護保険のサービスになります」と付け加えられて、俺はがっかりした。

 すでに今、父親の要介護度3の限度額を少し超えるくらいまで使っており、さらに訪問看護サービスを10割負担で受けることは、わが家の経済的に、できない…

 訪問看護サービスを1割負担で受けるためにデイサービス・ショートステイを減らすことも、そんなことをしたら俺も母親も潰れてしまうから、できない。

 ただ、その看護師さんは、「話を聞いただけなので、はっきりとは言えませんが、お父様の今の状態なら、要介護度は4になると思うのですが」とも言った。

 確かに、父親の要介護度が4になれば、デイサービス・ショートステイを減らすことなく訪問看護サービスを1割負担で受けられるようになるだろうが…

 俺は、ガッカリしたまま帰宅した。



ランキングや拍手をクリックして応援していただけると、うれしいです。

  にほんブログ村 介護ブログ 若年性認知症へ
平成22年-秋