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2009/07/22.Wed

平成17年-秋-(1)

 父親(64歳)の鼻水・鼻詰まり・痰は、相変わらずひどく、時と場所を選ばないが、興味や意欲を持ってすることが無い時、ひどくなる傾向があるようだ。

 興味や意欲を持ってする(できる)ことが少なくなってきているから鼻水・鼻詰まり・痰がひどい時が多い、とも言えるかもしれない。


 ある日、父親が鼻血が出るまで鼻をかみ、鼻をかんだティッシュと鼻に入れた指が真っ赤になったので、俺(36歳)があまり鼻をかまないように言うと、「鼻血なんか出ていない!」と怒ってしまった。

 この後も、ひどく怒ることはないものの、同じようなことが時々あった。


 ある日の夕食準備中、父親が母親(61歳)の手伝いでジャガイモを切っていた時、母親が「もういいから」と言って途中で引き上げようとしたら、怒ってジャガイモと包丁をシンクに向かって投げつけた。


 父親は、運転免許証を異常に気にするようになった。

 一方で、「運転免許証」を含めたいくつかの名称を言えなくなった。


 衣服を着る際、服の前後や表裏を間違えることが増えてきた。当然、着替えにかかる時間がだいぶ長くなった。


 母親によると、父親がたまに、夜中に起きて「トイレに行きたいが行き方がわからない」と言ったそうだ。

 トイレでどうすれば良いかや、歯ブラシの置き場所がわからなくなり、父親の順序や場所の認識について悪くなっていることがはっきりしてきた。


 この頃から、父親の髭剃りには俺がつきっきりになった。

 洗面所の場所やシェーバーの置き場所などがわからなくなり、また、父親に一人で髭剃りさせると、同じところを剃り残す、必要以上にもみ上げを剃る、アフターシェーブローションを目の辺りにもつける、といった問題が出てきたからだ。


 父親は、整髪をまったくしなくなった。


 父親に徘徊や夜間せん妄等のひどい異常行動はなく、俺も母親も、厳しくはなってきていたが、なんとか父親の見守り、手助けを続けていた。


 加えて、この半年の間に、いつも自家用車で出かけ、俺が運転し、父親が助手席に座る、ということを父親があたりまえに思ってしまったようで…

 俺が私用で出かけようとすると、(俺が俺の病気やケガで医者に行くような場合を除き)必ずついてくるようになった。

 それが、気分転換として父親には良い効果があるようだが、俺にとっては負担だ…



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