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2012/05/07.Mon

平成23年-秋-(1)

 ショートステイから帰宅した翌日の父親(70歳)は、デイサービスがあった。

 朝食後の歯磨きの際、父親は口ゆすぎ水を、どうしても出しも飲み込みもしてくれず、仕方なく、俺(42歳)はそのままトイレへ手引き歩行で誘導した。

 いつものように俺が介助して、尿失禁していたのでその対応をしたが、いつもと違うことがあった。
 母親(67歳)にもトイレに来てもらい、父親が口ゆすぎ水を吐き出してしまう事態に備え、父親の口の近くに紙コップを構えてもらっていた。

 口ゆすぎ水を口の中に入れ続けて40分くらい経ち、居間で冷たい緑茶を飲ませた時、やっと一緒に飲み込んでくれた。


 父親のデイサービス中、俺が自家用車を運転し、母親とドラッグストアやスーパーへ買い物に行ってきた。

 ドラッグストアでセールをやっていて、オムツ取り替え手袋や、家で父親に食べてもらう介護食レトルトなどを買った。

 帰宅すると、今月分の支給オムツが玄関先に届けてあった。
 全方向からではないが、隣近所から見える位置だ。

 できれば、事前に市役所に申し出ている、俺か母親の少なくともどちらかが家にいる曜日・時間帯に届けてほしいのだが…

 俺は、自家用車に車椅子を積むなど、明日の父親の通院準備をした。
 明後日からのショートステイの準備も、できることはやった。


 夕方、父親がデイサービスから帰宅して、少しおちついた時に体温を測ったら38度近くあり、熱中症になってしまったようだ。

 俺と母親は協力・分担して、居間のエアコン(冷房)をつける・調節する、父親に水分補給する、父親の首回り・脇の下・鼠蹊部をアイスノンで冷やす等の熱中症対応をできるだけ行った。

 父親は熱中症でだるそうなのに時々、おちつきがなくなり、不安定に歩き回ったり手が震えたりするので、本当に「できるだけ」なのだ。

 それでも、夜寝かせる頃になると、父親の体温は37度台前半まで下がった。

 俺は、父親が寝ついたのを確認してから居間のエアコンを止め、換気と扇風機に切り替えた。

平成23年-秋